2020年度冬季大会プログラム

主催:
移民政策学会

日時:
2020年12月12日(土)
10:00~18:00

場所:
オンライン開催

参加費:
無料
※移民政策学会員だけが参加できます。非会員の方は原則として参加できません。

申込・視聴方法:
10月下旬に学会員向けメーリングリストでお伝えいたします。
メーリングリストが届かない場合は、学会事務局までご連絡ください。


◆◆◆プログラム◆◆◆

<10:00~12:00>

自由報告Ⅰ
司会:渋谷努(中京大学)


  1. 神山英子(三重大学)[抄録
    外国人技能実習制度への問い
    ――三重県カキ養殖業から
  2. 新倉久乃(フェリス女学院大学大学院)[抄録
    コロナ禍の在日タイ女性のビジネス
    ――支援策との距離はなぜ生まれたのか
  3. 山本直子(東京都立大学)[抄録
    外国につながる子どもの貧困
  4. 王暁音(慶應義塾大学大学院)[抄録
    ポストコロナ時代における高度外国人材受け入れに関する一考察
    ――中国出身者の国際移動の事例を通して

自由報告Ⅱ
司会:池上重弘(静岡文化芸術大学)


  1. 松岡洋子(岩手大学)[抄録
    移民包摂コミュニティ構築のリエゾン機能
    ――ドイツの事例からの考察
  2. 大津真実(大阪大学大学院)[抄録
    ドイツにおける母親支援
    ――地域の母親プロジェクトの事例から
  3. 藤浪海(日本学術振興会特別研究員PD)[抄録
    沖縄県のディアスポラ政策は何を目指すのか?
    ――マルチスケールな視座から読み解くエスニシティの再編成

<12時10分~13時10分>

難民インタレストグループ
司会:滝澤三郎(東洋英和女学院大学名誉教授)
ゲスト:本針和幸氏(出入国在留管理庁 難民認定室長)
作業が進行中の出入国難民認定法の改正、特に難民認定制度の改革について話してもらいます。いわゆる「補完的保護」の導入や難民認定基準の公表など大きな変更があり、その背景などもトピックになります。


<12時10分~14時10分>

国際セッション [Abstract] (英語)

Moderator:
GREEN, David (Nagoya University)
Co-Hosts:
SAEKI, Yasutaka (Osaka University)
MILLY, Deborah (Virginia Polytechnic Institute and State University)
TSUDA, Yolanda (Kobe College)

  1. DUANGKAEW, Sutpratana (Mahidol University) and TANGCHITNUSOR, Kanokwan (Chulalongkorn University)
    Migration and Shukatsu: Japanese Individual Strategies in the Third Age and Beyond
  2. MILLER, Russell (The University of Tokyo)
    Mental Well-being among International Migrants in Japan: Barriers, Facilitators and the Impact of COVID-19
  3. MURAMATSU, Hideo (Utsunomiya University) and ISHII, Daiichiro (Utsunomiya University)
    The Value Consciousness Constructs of Immigrants (Permanent Foreign Residents) Living in Utsunomiya City, Japan

社会連携セッション
司会:石井宏明(認定NPO法人難民支援協会)


  1. 前畑優月(兵庫県立国際高等学校)
    海外生活の中で維持されるアイデンティティの事例研究:あるインドネシア人
    生徒に焦点を当てて
  2. 金井達也(筑波大学)
    コロナ時代の留学生支援を考える:筑波大学の新型コロナに挑む「知」活用プ ロジェクトの一事例
  3. 清谷典子(国際移住機関)
    コロナ時代のIOMの社会へのメッセージ

<14:30~17:00>

シンポジウム
移民政策とジェンダー
抄録
司会 小川玲子(千葉大学)

趣旨:
本パネルではジェンダーの視点から日本の移民政策を批判的にとらえなおし、移住者の市民権や社会統合について検討する。先進国やアジアの新興国においては少子高齢化と女性の就労拡大などにより、移住労働者が担う仕事は、従来の生産労働分野から育児や家事や介護などの再生産労働分野へと急速に拡大している。日本は、1970年代から興行ビザによるエンターティナーの受け入れを行い、近年、度重なる法改正により、介護や家事労働分野への移住労働者の受け入れを加速化させている。2008年以降、再生産労働分野には複数の在留資格が創設され、留学生や家族滞在など多くの移住者が、ジェンダー化された日本の労働市場で就労している。乱立するこれらの制度は、目的も資格要件も在留資格もさまざまで混乱を招いており、長期的な視点を欠いたまま、短期的な労働力不足を補うことが期待されている。
一方、1985年の男女雇用機会均等法の施行後、30年以上を経ても労働市場における男女の賃金格差や機会の不平等は温存され、女性の政治参加は遅々として進んでいない。国内のジェンダー不平等が改善されないまま、再生産労働分野に移住労働者の受け入れが進められていく現状をどのように理解すれば良いのだろうか。日本の移民政策は既存のジェンダー規範をどのように反映し、維持し、強化しているのか。日本のジェンダー規範はグローバル化の中で移民政策とどのように接合し、どのような場面において表出するのか。また、ポストフォーディズム時代における雇用の流動化、不安定化と移住女性労働者の受け入れの相互作用は、どのような結果をもたらすのか。ジェンダー化された移民政策と労働市場はどのように社会の格差を拡大させるのか。それに対して当事者を含む市民社会はどのように対抗しているのか。
2020年に感染が拡大したCOVID-19は多くの日本人と移住者の労働と生活状況を悪化させ、非正規労働者をさらに脆弱な状態に追い込んでいるが、その影響はジェンダーによって異なっている。本パネルでは学際的な観点から研究を続けてこられたパネリストをお招きし、より公正な社会へ向けた議論を行う。


  1. 高畑幸(静岡県立大学)「興行労働者から祖母へ―在日フィリピン人女性の30年」
  2. 田中雅子(上智大学)「稼ぎ手としての『家族滞在』者:コロナ禍の在日ネパール人にみる支援制度の課題」
  3. 阿部温子(桜美林大学)「シティズンシップの制度的剥奪?―家事労働と移民を鍵に考える」

討論
デボラ・ミリー(バージニア工科大学)
細木ラルフ一十稔(上智大学)


<17時~18時>

総会

(理事会)
12月11日(金)19時~21時(Zoom開催)

【重要】2020年度冬季大会オンライン開催への変更のお知らせ

12月12日(土)に開催予定の移民政策学会2020年度冬季大会は、新型コロナウイルスの影響により会場確保が困難であることから、オンラインでの開催に変更をさせていただきます。詳細につきましては、後日ご連絡いたします。

移民政策学会2020年度冬季大会の報告者公募
(国際セッション)

<国際セッション(英語)>

JAMPS is calling for papers for the 2020 Winter Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

*The JAMPS 2020 Winter Conference will be conducted in an online format.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, December 12, 2020
Time: 13:00~15:00 (tentative)
Venue: Online (Link and instructions to be announced later.)

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, September 26, 2020.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
202008_moshikomisho_e.docx

移民政策学会2020年度冬季大会の報告者公募(自由報告)

<自由報告(日本語)>

冬季大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。応募書類に基づき審査を行い、報告の可否を決定させていただきます。

※2020年度冬季大会はオンラインでの開催に変更となりました。

◆◆◆◆◆

日時:2020年12月12日(土)13:00~15:00(予定)
場所:オンライン開催(リンクおよび詳細は後日お知らせします。)

(なお、大会の詳細は、確定次第本ページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2020年9月26日(土)です。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
202008_moshikomisho_j.docx

2020年度年次大会 社会連携セッション中止のお知らせ

5月24日に予定されていた社会連携セッションは、登壇予定者の事情により中止とさせていただきます。

すでに社会連携セッションへの参加を申し込んでいただいた学会員には、学会より後日ご連絡をさせていただきます。

2020年度年次大会 参加申し込み方法のご案内

2020年度年次大会(オンライン開催)は、移民政策学会員だけが参加できます。
参加申込方法の詳細は、4月下旬に学会員向けメーリングリストでお伝えいたします。
メーリングリストが届かない場合は、学会事務局までご連絡ください。
お問い合わせ

2020年度年次大会

主催
 移民政策学会

日時

2020年5月23日(土)
10:00~17:30
5月24日(日)
10:00~18:00

場所
オンライン開催
(運営協力:慶應義塾大学大学院 塩原良和研究会)

参加費
無料
※移民政策学会員だけが参加できます。非会員の方は参加できません。

申込・視聴方法
詳細は4月末までに学会ウェブサイト・メーリングリストでお知らせいたします。

◆◆◆プログラム◆◆◆

5月23日(土)

10:00~12:00 国際セッション [Abstract]
司会:佐伯康考(大阪大学)

  1. “Why do Cambodian Technical Intern Trainees Flee from their Workplaces in Japan?”
    CHHOUR, Phengse (Hosei University)
  2. How Illegal Foreign Workers Enter and Remain in Vietnam
    NGUYEN, Thi Thu Trang (Ritsumeikan Asia Pacific University)
  3. Foreign Trainees as Foreign Talent: Local and National Policies towards Migrant Labour in Japan
    TIAN, Yunchen (Johns Hopkins University)
  4. The Political History of Refugee Protection Policy in Japan before 1981
    TSUCHIDA, Chiaki (Tokyo University)


14:00~15:00 総会
※総会資料の配布方法については、後日、会員MLでお知らせいたします。



15:30~17:30 特別セッション
移民政策の正当性を考える
-人の移動の政治理論からの問題提起-

趣旨:
移民政策の検討において避けて通れない課題のひとつは、移民に対する権利制限や取り締まりの規範的な正当性をめぐる問いである。本セッションは、移民政策に関する従来の議論では取り上げられることが少なかった哲学的アプローチをとる若手研究者3名が登壇し、それぞれ規範的正当性を問うことの意義と、出稼ぎ移民と在日コリアンの国籍取得に関する哲学的考察の最先端の成果を紹介する。報告から明らかになるように、規範的な正当性に関する考察は、哲学の専門家内部での議論で完結するわけでは決してなく、理想的には哲学以外の専門家や当事者との共同によってなされるものである。そのため本セッションが、移民政策学会における規範的な正当性をめぐる開かれた議論の端緒となれば幸いである。

司会・趣旨説明:塩原良和(慶應義塾大学)

報告:

  1. 人の移動の政治理論とは何か:国境開放論争をこえて
    岸見太一(早稲田大学現代政治経済研究所特別研究員)
  2. 移民出稼ぎの政治理論:移住労働者の行為主体性とライフ・プランの受容をめぐって
    宮井健志 (日本国際問題研究所研究員)
  3. 国籍の規範的政治理論と日本の国籍法:旧植民地出身者の届出による国籍取得案をめぐる論争を手がかりとして
    柴田温比古(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程/日本学術振興会特別研究員(DC1))


コメント:
西原和久(成城大学)



【各委員会について】
理事会
5月23日(土)12:30~13:30
※企画委員会・編集委員会・社会連携委員会・国際交流委員会は開催いたしません。



5月24日(日)

10:00~13:00 自由報告Ⅰ
司会:小川玲子(千葉大学)

  1. ベトナム人留学生とコミュニティの特徴
    -中国人留学生との比較から-[抄録
    佐藤由利子(東京工業大学)
  2. アイスランドの移民政策と中国新移民の移住パターンの変化[抄録
    金 京(名古屋大学大学院)
  3. インドネシア人技能実習生の期待と現実
    -インドネシア‐日本の技能実習制度における移住システム-[抄録
    ワオデ ハニファー イスティコマー(一橋大学大学院)
  4. 在日外国籍住民の政治的参加を補完する市民社会の役割に関する一研究
    -「コムスタカ―外国人と共に生きる会」を事例に-[抄録
    百瀬圭吾(立教大学大学院)


13:30~15:00 社会連携セッション
高校生による研究報告
司会:石井宏明(認定NPO法人難民支援協会)

  1. 日本の観光地におけるハラール食品の普及に関する事例研究
    -神戸の南京町に焦点を当てて-
    岩浅綾夏(兵庫県立国際高等学校)
  2. 日本における外国人児童・生徒の義務教育支援のあり方についての考察
    -兵庫県「子ども多文化共生センター」の取り組みに焦点を当てて-
    谷本 楓(兵庫県立国際高等学校)
  3. 海外生活の中で維持されるアイデンティティの事例研究
    -―あるインドネシア人生徒に焦点を当てて-
    前畑優月(兵庫県立国際高等学校)


15:30~18:00 自由報告Ⅱ
司会:古地順一郎(北海道教育大学函館校)

  1. 外国人義務教育未修了者と夜間中学の役割
    -社会的セーフティーネット構築のための日本語教育-[抄録
    宮崎里司(早稲田大学)
  2. 日本における無国籍に関する大学教育[抄録
    三谷純子(東京大学大学院)
  3. 国際結婚移住女性の主体性と生活戦略についての考察[抄録
    郭 笑蕾(慶應義塾大学大学院)
  4. 日本のソーシャルメディア利用者の対「外国人」感情
    -機械学習モデルによる日本語テキストの感情分析-[抄録
    大茂矢由佳(筑波大学大学院)

【重要】2020年度年次大会オンライン開催への変更のお知らせ

5月23日(土)・24日(日)に開催予定の移民政策学会2020年度年次大会は、プログラムの一部を中止とし、北海道教育大学函館校での開催も取りやめたうえで、一部のプログラムをウェブ会議アプリを使用したオンライン形式で実施することになりました。

  • 例年実施している「特別企画」「ミニシンポジウム」「シンポジウム」は中止となります。
  • 「自由報告」および「総会」については、オンライン形式で5月23・24日に開催します。
  • 「国際セッション」「社会連携セッション」については、やはりオンライン形式での5月23・24日の開催を検討しています。

会員のみなさまはご家庭や勤務先等から各自インターネットを通じて報告を聴講し、質問や発言をしていただけます。

オンライン開催のプログラム、および参加方法は、4月上旬に学会ウェブサイトおよびメーリングリストでお伝えいたします。

今般のコロナウイルスの感染拡大による混乱と不測の事態を回避するための変更となります。変更に伴うご不便をお詫び申し上げるとともに、オンライン開催の実現のために会員のみなさまのご協力をお願い申し上げます。

The 2020 Winter Conference

Organized by Japan Association for Migration Policy Studies (JAMPS)

Time and Date:
10:00-18:00 Saturday, 12 December 2020

Venue: Online

Participation Fee:
Members of JAMPS: Free of Charge
*Only JAMPS members are eligible to attend.

*Details on how to apply for and participate in the conference will be announced on the JAMPS mailing list by the end of October.


◆◆◆Program◆◆◆

<10:00~12:00>

Free Presentations 1 (Japanese)
Chair: SHIBUYA, Tsutomu (Chukyo University)


  1. KAMIYAMA, Hideko (Mie University) [Abstract]
    Questions about the Foreign Technical Intern Training System: Oyster Farming in Mie Prefecture
  2. NIIKURA, Hisano (Division of Humanities and Communication Studies, Ferris University) [Abstract]
    Thai Female Entrepreneurs in Japan During the COVID-19 Pandemic: Factors That Exclude Them from Public Support for Entrepreneurs
  3. YAMAMOTO, Naoko (Tokyo Metropolitan University) [Abstract]
    Child Poverty among Immigrant Children in Japan
  4. WANG, Xiaoyin (Graduate School of Human Relations, Keio University) [Abstract]
    How to Attract Highly Skilled Foreign Professionals in the Post-COVID-19 Era: A Case Study of Chinese International Migration

Free Presentations 2 (Japanese)
Chair: IKEGAMI, Shigehiro (Shizuoka University of Art and Culture)


  1. MATSUOKA, Yoko (Iwate University) [Abstract]
    Liaison Roles in Building Immigrant Inclusive Communities: Considering the case of Germany
  2. OTSU, Mami (Graduate School of Language and Culture, University of Osaka) [Abstract]
    Support for Mothers with a Migrant Background in Germany: A Case Study of Neighbourhood Mothers
  3. FUJINAMI Kai (JSPS Research Fellow PD) [Abstract]
    What is the Aim of Okinawa’s Diaspora Policy?: Examining the Reformation of Ethnicity from a Multiscale Perspective

<12:10-13:10>

Interest Group on Refugee Issues
Chair: TAKIZAWA, Saburo (Toyo Eiwa University)
Guest Speaker: MOTOHARI, Kazuyuki (Chief, Refugee Status Determination Unit, Immigration Service Agency of Japan)


<12:10-14:10>

International Session (English) [Abstract]

Moderator:
GREEN, David (Nagoya University)
Co-Hosts:
SAEKI, Yasutaka (Osaka University)
MILLY, Deborah (Virginia Polytechnic Institute and State University)
TSUDA, Yolanda (Kobe College)

  1. DUANGKAEW, Sutpratana (Mahidol University) and TANGCHITNUSOR, Kanokwan (Chulalongkorn University)
    Migration and Shukatsu: Japanese Individual Strategies in the Third Age and Beyond
  2. MILLER, Russell (The University of Tokyo)
    Mental Well-being among International Migrants in Japan: Barriers, Facilitators and the Impact of COVID-19
  3. MURAMATSU, Hideo (Utsunomiya University) and ISHII, Daiichiro (Utsunomiya University)
    The Value Consciousness Constructs of Immigrants (Permanent Foreign Residents) Living in Utsunomiya City, Japan

Special Thematic Session for Community Relations (Japanese)
Chair: ISHII, Hiroaki (Japan Association for Refugees)


  1. MAEHATA, Yuzuki (Hyogo Prefectural International High School)
    A Case Study of Identity Maintained in Overseas Life: Focusing on One Indonesian Student
  2. KANAI, Tatsuya(University of Tsukuba)
    Supporting International Students under Covid-19's New Normal: A Case Study from Tsukuba University's Project Employing University Wisdom to Fight Against the Covid-19 Crisis
  3. KIYOTANI, Noriko (International Organization for Migration)
    IOM's Messages to Societies Affected by COVID-19

<14:30-17:00>

Symposium (Japanese)
Gender in Immigration Policy
 [Abstract]


The panel aims to critically revisit Japan’s immigration policy from the gender perspective and examine migrants’ citizenship and integration. Responding to population aging and increasing women’s labor force participation, migrants’ labor market has expanded from the productive sphere to the reproductive sphere. However, gender inequality in Japan is significant, and the policy initiatives to bring gender equality in the past decades have had minimal impacts. How should we understand migrants’ situation entering into reproductive work while gender inequality is maintained? How does migration policy reflect, maintain, and strengthen the existing gender norms? How does migration policy intersect with existing gender norms, and how does it manifest itself in different contexts? What would be the consequence of migrants’ entry into the precarious labor market under post-Fordism? How do the gendered migration policy and labor market further widen the inequality, and how civil society responds to it? Experts from an interdisciplinary background will discuss how policies may become more inclusive by taking diverse backgrounds into account.

Chair: OGAWA, Reiko (Chiba University)

  1. TAKAHATA, Sachi (University of Shizuoka)
    From Entertainers to Grandmothers: Experiences of Filipino Women in Japan, late-1980's to 2010's
  2. TANAKA, Masako (Sophia University/Information Dissemination Network for Nepalese Migrants in Japan)
    "Dependents" but Breadwinners: Limitations of Social Protection Schemes for Nepalese Migrants in Japan under the COVID-19 Pandemic
  3. ABE, Atsuko (J. F. Oberlin University)
    Citizenship and Domestic Labour: Structural Disenfranchisement for Migrant Domestic Workers

Discussant:
MILLY, Deborah J. (Virginia Polytechnic Institute and State University)
HOSOKI, Ralph Ittonen (Sophia University)


<17:00-18:00>

General Assembly Meeting

【The Executive Committee】
11, December (Fri.) 19:00-21:00 (Zoom)

【Important Notice】2020 Winter Conference to be held Online

Due to difficulties in securing a venue because of COVID-19 concerns, it has been decided to move the 2020 Winter Conference of Japan Association for Migration Policy Studies, scheduled to take place on December 12 (Saturday), to an online-only format. Details will be announced in due course.

JAMPS 2020 Winter Conference - Call for Paper (International Session)

<International Session (in English)>

JAMPS is calling for papers for the 2020 Winter Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

*The JAMPS 2020 Winter Conference will be conducted in an online format.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, December 12, 2020
Time: 13:00~15:00 (tentative)
Venue: Online (Link and instructions to be announced later.)

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, September 26, 2020.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
202008_moshikomisho_e.docx

Cancellation of the Special Thematic Session for Community Relations (The 2020 Annual Conference)

Due to the circumstances of the presenters, the Special Thematic Session for Community Relations, scheduled on May 24, has been cancelled.

JAMPS will contact those members who have already applied for this session soon.

Registering for the 2020 Annual Conference of the Japan Association for Migration Policy Studies (JAMPS)

Only members of the Japan Association for Migration Policy Studies are eligible to participate in the JAMPS 2020 Annual Conference (online).
Details on how to apply for the conference will be announced at the end of April via the JAMPS members’ mailing list. If you do not receive an e -mail, please contact our administrative desk.
Contact

The 2020 Annual Conference

Organized by:
Japan Association for Migration Policy Studies (JAMPS)

Time and Date
10:00-17:30 Saturday, 23 May 2020
10:00-18:00 Sunday, 24 May 2020

Venue: Online
*Facilitated by SHIOBARA Yoshikazu Seminar, Graduate School of Human Relations, Keio University

Participation Fee:
Members of JAMPS: Free of Charge
*Only JAMPS members are eligible to attend.

*Details on how to apply for and participate in the conference will be announced on the JAMPS website and mailing list by the end of April.

◆◆◆ Programme ◆◆◆

23 May (Sat.)

10:00-12:00
International Session (English)
[Abstract]
Chair: SAEKI, Yasutaka (Osaka University)

  1. “Why do Cambodian Technical Intern Trainees Flee from their Workplaces in Japan?”
    CHHOUR, Phengse (Hosei University)
  2. How Illegal Foreign Workers Enter and Remain in Vietnam
    NGUYEN, Thi Thu Trang (Ritsumeikan Asia Pacific University)
  3. Foreign Trainees as Foreign Talent: Local and National Policies towards Migrant Labour in Japan
    TIAN, Yunchen (Johns Hopkins University)
  4. The Political History of Refugee Protection Policy in Japan before 1981
    TSUCHIDA, Chiaki (Tokyo University)

14:00-15:00
General Assembly Meeting

*Information on how to distribute the materials will be announced in the Member ML.

15:30-17:30
Special Thematic Session

Thinking about the Legitimacy of Immigration Policy: Issues from Political Theories of Migration
Panelists:

  1. Examining the Political Theory of Migration: Beyond the Open Borders Debate
    KISHIMI Taichi (Institute for Research in Contemporary Political and Economic Affairs, Waseda University)
  2. Justice in Temporary Labour Migration: Accommodating Migrants' Agency and Life Plans
    MIYAI Takeshi (Japan Institute of International Affairs)
  3. Normative Theory of Nationality and Japanese Nationality Law: With Reference to the Debate on the Introduction of Nationality Acquisition via Notification as Regards Former Colonial Subjects in Japan and Their Descendants
    SHIBATA Atsuhiko (Department of Advanced Social and International Studies, Graduate School of Arts and Sciences, University of Tokyo)


Commentator:
NISHIHARA Kazuhisa (Seijo University)



【The Executive Committee】
May 23 (Sat.) 12:30-13:30



May 24 (Sun.)

10:00-13:00
Free Presentations 1 (Japanese)

Chair: OGAWA, Reiko (Chiba University)

  1. Characteristics of Vietnamese Students and Their Communities in Japan: A Comparison with Chinese Students[Abstract
    SATO, Yuriko (Tokyo Institute of Technology)
  2. Immigration Policy of Iceland and the Changes in Migration Patterns of New Chinese Immigrants[Abstract
    JIN, Jing (Nagoya University)
  3. Expectation and Reality of Indonesian Technical Intern Trainees: Migration within the Indonesia – Japanese Technical Intern Training Program[Abstract
    Waode Hanifah Istiqomah (Hitotsubashi University)
  4. A Study about the Roles of Civil Society in Complementing the Political Participation of Foreign Residents in Japan: A Case Study of NGO “Kumusutaka- Association for Living Together with Migrants”[Abstract
    MOMOSE, Keigo (Rikkyo University)


13:30~15:00
Special Thematic Session for Community Relations (Japanese)

Presentations of High School students: Hyogo Prefectural International High School
Chair: ISHII, Hiroaki (Japan Association for Refugees)

  1. A Case Study on the Spread of Halal Foods in Japanese Tourist Destinations: Focusing on Kobe's Nankinmachi
    IWAASA, Ayana
  2. A Study on the Compulsory Education of Foreign Children and Students in Japan: Focusing on the Hyogo Prefectural Multicultural Center for Children
    TANIMOTO, Kaede
  3. A Case Study of Identity Maintained in Overseas Life: Focusing on One Indonesian Student
    MAEHATA, Yuzuki


15:30~18:00
Free Presentations 2 (Japanese)

Chair: KOJI, Junichiro (Hokkaido University of Education)

  1. Foreigners who Have not Completed Compulsory Education and the Significance of Evening Junior High School: Japanese Language Education as a Social Safety Net[Abstract
    MIYAZAKI, Satoshi (Waseda University)
  2. Education on Statelessness at Universities in Japan[Abstract
    MITANI, Junko (University of Tokyo)
  3. “Agency” and Life Strategies of International Marriage Migrant Women[Abstract
    GUO, Xiaolei (Keio University)
  4. Sentiment toward “Foreigners” among Twitter Users in Japan: A Japanese-text Sentiment Analysis using the Machine Leaning Model[Abstract
    OMOYA, Yuka (University of Tsukuba)

【IMPORTANT NOTICE】JAMPS 2020 Annual Conference to be held Online

The JAMPS 2020 Annual Conference, scheduled to take place on Saturday May 23 to Sunday, May 24, will have part of its programme cancelled, with the remaining part being conducted in an online format. The conference will no longer be held at Hokkaido University of Education, Hakodate Campus.

Regular features of the Conference, such as the Special Session, Mini-Symposium, and Symposium have been cancelled. The Free Presentations and General Assembly will be held online on May 23 and 24. Whether to also hold the International Session and Special Thematic Session for Community Relations online on May 23 and 24 is currently being deliberated.

JAMPS members will be able to listen to, as well as ask questions and make comments on the presentations via the Internet, either at home or at their workplace. The actual programme to be offered online, as well as details vis-à-vis online access and participation, will be announced at the beginning of April.

This change to the content of the JAMPS Annual Conference has been made to avoid confusion and prevent the occurrence of any unforeseen developments arising from the spread of COVID-19. We apologise for any inconvenience, and ask for your co-operation in enabling the Conference to take place online.

2020 Special Spring Conference

Cancellation of the 2020 Special Spring Conference

The Japan Association for Migration Policy Studies (JAMPS) hereby cancels the Special Spring Conference, planned to be held on March 21, 2020.

  • On February 25, in response to the spread of novel coronavirus, the Government of Japan announced a basic policy requesting that the staging of public events be reconsidered.
  • On the same day, the President of Waseda University, the proposed venue of the conference, issued a letter requesting that events with more than 30 participants be refrained from until March 24.

The conference has been cancelled based on the above reasons. As the JAMPS Annual Conference is expected to be held in May 2020, it has been decided to cancel rather than postpone this event.

We sincerely apologise for any inconvenience this may cause.


In March 2020, JAMPS will hold a Special Spring Conference. Almost one year has passed since the enforcement of the revised Immigration Control and Refugee Recognition Act (ICRRA), and this onference will offer an opportunity to reflect on current developments. We look forward to your participation.

Time and Date:
10:00-17:00 Saturday, March 21, 2020

Venue:
Waseda University (Waseda Campus)
   Room 101, 1F, Building 14

Access and Campus Map:
Waseda University (Waseda Campus) https://www.waseda.jp/top/en/access/waseda-campus
Campus Map
https://www.waseda.jp/top/en/assets/uploads/2014/08/ 75fbe93c96f198b17f2f294320b48990.pdf

Participation Fee:
Members: Free of Charge
Non-members: ¥1,000 (Students ¥500)


◆◆◆Program◆◆◆

10:00-12:00 Mini-Symposium
Thinking about the Legitimacy of Immigration Policy: Issues from Political Theories of Migration

Panelists:

1.
Examining the Political Theory of Migration: Beyond the Open Borders Debate
KISHIMI Taichi (Institute for Research in Contemporary Political and Economic Affairs, Waseda University)

2.
Justice in Temporary Labour Migration: Accommodating Migrants' Agency and Life Plans
MIYAI Takeshi (Japan Institute of International Affairs)

3.
Normative Theory of Nationality and Japanese Nationality Law: With Reference to the Debate on the Introduction of Nationality Acquisition via Notification as Regards Former Colonial Subjects in Japan and Their Descendants
SHIBATA Atsuhiko (Department of Advanced Social and International Studies, Graduate School of Arts and Sciences, University of Tokyo)

Commentator:
NISHIHARA Kazuhisa (Seijo University)


13:00-17:00 Main Symposium
Examining the Revised Immigration Control and Refugee Recognition Act One Year down the Road

Introduction:
IKEGAMI Shigehiro (Shizuoka University of Art and Culture)
Panelists:

1.
FUKUHARA Nobuko (Immigration Services Agency, Policy Division)
2.
KIKUCHI Akiyoshi (Director of the Sendai Multicultural Center (SenTIA))
3.
HATATE Akira (Japan Civil Liberties Union(JCLU))
4.
KIM Boong Ang (Korea NGO Center)
Commentator:
TAKIZAWA Saburo (Tokyo Eiwa University)

Discussion:
DOI Yoshihiko (Resource Center for Multicultural Community Tokai) will join the discussion, instead of KIKUCHI Akiyoshi.

Extraordinary Executive Committee
Time: 12:00-13:00
Venue: Room 1060, 10F, Building 14


JAMPS 2020 Annual Conference - Call for Paper (International Session)

<International Session (in English)>

JAMPS is calling for papers for the 2020 Annual Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, May 23, 2020
Time: 10:00~12:00 (tentative)
Venue: Hokkaido University of Education, Hakodate Campus

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, March 7, 2020.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
202001_moshikomisho_e.docx



ページトップへ