2019年度臨時春季大会

臨時春季大会中止のお知らせ

移民政策学会は3月21日(土)に開催予定だった臨時春季大会を中止します。

  • 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が2月25日に発表した基本方針では、イベント等は開催の必要性を改めて検討するよう要請がありました。
  • 開催校の早稲田大学でも同日、総長名の文書で、3月24日までは30名以上の参加が見込まれるイベントは自粛するよう要請がありました。

上記の理由による中止となります。5月に年次大会を予定しているため、今回の臨時春季大会は延期ではなく中止とさせていただきます。

このたびの中止によるご不便をお詫び申し上げます。


移民政策学会はこのたび臨時春季大会を開催いたします。改定入管法施行から1年が経とうとする現在の状況について、皆様と考える機会になれば幸いです。多くの方々のご参加をお待ちしております。

日時:
2020年3月21日(土)10:00~17:00

会場:
早稲田大学(早稲田キャンパス)14号館1階101教室

アクセス:
早稲田キャンパス
https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
早稲田キャンパス案内図
https://www.waseda.jp/top/en/assets/uploads/2014/08/ 75fbe93c96f198b17f2f294320b48990.pdf

参加費:
会員 無料
非会員 一般1,000円 学生500円


◆◆◆プログラム◆◆◆

10:00~12:00
ミニシンポジウム
移民政策の正当性を考える-人の移動の政治理論からの問題提起-

趣旨:
移民政策の検討において避けて通れない課題のひとつは、移民に対する権利制限や取り締まりの規範的な正当性をめぐる問いである。本ミニシンポは、移民政策に関する従来の議論では取り上げられることが少なかった哲学的アプローチをとる若手研究者3名が登壇し、それぞれ規範的正当性を問うことの意義と、出稼ぎ移民と在日コリアンの国籍取得に関する哲学的考察の最先端の成果を紹介する。報告から明らかになるように、規範的な正当性に関する考察は、哲学の専門家内部での議論で完結するわけでは決してなく、理想的には哲学以外の専門家や当事者との共同によってなされるものである。そのため本ミニシンポが、移民政策学会における規範的な正当性をめぐる開かれた議論の端緒となれば幸いである。

司会・趣旨説明:塩原良和(慶應義塾大学)

報告:
1.人の移動の政治理論とは何か:国境開放論争をこえて
岸見太一(早稲田大学現代政治経済研究所特別研究員)

2.移民出稼ぎの政治理論:移住労働者の行為主体性とライフ・プランの受容をめぐって
宮井健志 (日本国際問題研究所研究員)

3.国籍の規範的政治理論と日本の国籍法:旧植民地出身者の届出による国籍取得案をめぐる論争を手がかりとして
柴田温比古(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程/日本学術振興会特別研究員(DC1))

コメント:
西原和久(成城大学)


13:30~17:00
メインシンポジウム
改定入管法施行後1年の検証

趣旨:
外国人労働者の受け入れ拡大のため、2018年12月の国会で出入国管理及び難民認定法(以下、入管法)と法務省設置法の改定案が可決された。これを受け、2019年4月には新たな在留資格「特定技能」による外国人労働者受け入れが始まった。また、法務省の外局として出入国在留管理庁(以下、入管庁)が発足、出入国管理部と在留管理支援部の二部体制となり、後者に置かれた在留支援課が外国人支援や共生社会づくりに関わる業務を担当するようになった。

「特定技能」では2019年度中に最大4万7千人強の受け入れを見込んでいたが、入管庁の発表によると、9月末現在で219人に留まっており、実態は5年間で34万5千人の受け入れを目指す当初目標とは大きく異なっている。国籍別ではベトナム、インドネシア、フィリピン、タイなど東南アジア諸国出身者が大半を占め、219人のうち8割にあたる176人は技能実習からの移行組だった。当面は一定の技能が必要な業務を担う「特定技能1号」での受け入れのみであり、熟練技能が必要な業務を担い家族帯同が認められる「特定技能2号」での受け入れはなされていない。「特定技能2号」は建設、造船・舶用工業に限り、しかも2021年度からの本格導入予定となっている。

今回の法改正に伴い、2018年12月に「外国人材受入・共生のための総合的対応策」が策定され、出入国管理面だけでなく、受け入れた外国人に対する初期適応支援(ワンストップサービスの整備)や日本語学習環境の整備のような社会統合面での施策も強調された。さらに2019年6月には「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策の充実について」が決定され、外国人共生センター(仮称)の設置や14言語に拡大した多言語対応の推進、やさしい日本語の活用なども含まれた。

こうした諸施策は、フロントドアから外国人労働者を受け入れる新たなステップとしてどう評価されるだろうか。施行から1年が経過しようとしている今、新制度を多様な観点から検証してみる必要があるだろう。2018年後半の法案審議の過程で技能実習生制度をめぐる課題がメディアでも広く取り上げられた点は記憶に新しいが、技能実習制度の総括は不十分なままと言わざるを得ない。また、ワンストップサービスセンターや日本語教室開設のためある程度の予算がついたものの、基礎自治体の現場では十分なノウハウと経験を積んだ人材確保が難しく、手探り状態で対応を進めているところも少なくない。

本シンポジウムでは、新制度推進の中枢を担う入管庁スタッフに制度の現状と課題をうかがった上で、外国人が働く労働現場からの問題提起を受ける。次に支援活動の主体として国際交流協会関係者と外国人支援活動家から現状報告と今後の展望を求めたい。

開催校挨拶:
小島宏(早稲田大学)
会長挨拶:
近藤敦(名城大学)

趣旨説明:
池上重弘(静岡文化芸術大学)

報告:
1.福原伸子(出入国在留管理庁政策課)
2.菊池哲佳(仙台多文化共生センター((公財)仙台観光国際協会)
3.旗手明(公益社団法人自由人権協会)
4.金朋央(特定非営利活動法人コリアNGOセンター東京)

コメント: 滝澤三郎(東洋英和女学院大学)

討論:
上記登壇者のうち、菊池哲佳に代えて土井佳彦(特定非営利活動法人多文化共生リソースセンター東海)が登壇

〔臨時理事会〕
時間:12:00~13:20
場所:14号10階1060室

移民政策学会2020年度年次大会の報告者公募
(国際セッション)

<国際セッション(英語)>

JAMPS is calling for papers for the 2020 Annual Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, May 23, 2020
Time: 10:00~12:00 (tentative)
Venue: Hokkaido University of Education, Hakodate Campus

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, March 7, 2020.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
202001_moshikomisho_e.docx

移民政策学会2020年度年次大会の報告者公募(自由報告)

<自由報告(日本語)>

年次大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。応募書類に基づき審査を行い、報告の可否を決定させていただきます。

◆◆◆◆◆

日時:2020年5月24日(日)10:00~12:00(予定)
場所:北海道教育大学函館校

(なお、大会の詳細は、確定次第本ページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2020年3月7日(土)です。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
202001_moshikomisho_j.docx

2019年度冬季大会

主催:
移民政策学会
長崎大学多文化社会学部

共催:
長崎大学重点研究課題「「リスク社会」を生き続けるための人文社会科学の超域的研究拠点形成」

日時:
2019年12月7日(土)12:00~18:15

参加費:
無料

会場:
長崎大学グローバル教育・学生支援棟(文教キャンパス)
〒852-8521 長崎市文教町1-14

会場へのアクセスとキャンパスマップ:
日本語:http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/bunkyo/index.html

【アクセスに関する追加情報】
①長崎空港ご利用の方
長崎空港から長崎市内へのアクセスは高速バスが便利です。空港の高速バス乗り場の④番と⑤番乗り場から出発するバスが長崎市方面へ向かうバスとなります。
https://nagasaki-airport.jp/access/bus.php
直接、長崎大学にお越しになる場合は、空港を出られて左手にある④番乗り場からバスにご乗車ください。経由地が複数ありますが、④番のどのバスに乗車されても「長崎大学前」もしくは「長大東門前」という停留所には停まりますので、そのどちらかで降車ください。「長崎大学前」で降車の場合、バス進行方向とは逆の方向に1分程度歩いていただくと大学の正門が右手に見えてきます。「長大東門前」で降車の場合、ローソンがすぐにあり、その前の信号を渡っていただくと目の前が大学の東門となります。

②JR特急かもめご利用の方
長崎大学に直接お越しになる場合は、「長崎駅」よりは「浦上駅」のほうが近くなります。「浦上駅」からは目の前にある路面電車の電停から「長崎大学」という電停までお越しください。

③博多方面から高速バス「九州号」をご利用の方
長崎大学に直接お越しになる場合は、「昭和町」で降車いただくのが一番近くなります。降車後、バス進行方向に5分程度歩いていただくとローソンが見えてきます。その前の信号を渡っていただくと目の前が大学の東門となります。


<メディア関係者のみなさま>
・大会の取材は開催校担当者まで、メールにて事前の申込みをお願いしております。連絡先メールアドレスは以下の通りです。
 saihanjuna☆nagasaki-u.ac.jp(☆を@として御送信ください)
・メールには、社名、担当者氏名、取材日時、取材内容(インタビュー、写真撮影、動画撮影等の要否)を記入してください。
・取材日当日、担当者の名刺を大会の受付に提出してください。


◆◆◆プログラム◆◆◆

難民インタレストグループ
12:00-13:00
2階C-25教室

特定技能制度と難民認定制度
司会:滝澤三郎(国連UNHCR協会特別顧問)

2019年4月に在留資格「特定技能」が導入され、今後5年間でアジア諸国から34万5千人の外国人労働者の来日が想定されている。難民インタレストグループにおいては、司会から法務省出入国管理政策懇談会における議論の概略を紹介するとともに、新設入管庁の幹部を招いて、新在留資格の難民認定制度への影響を議論する。


国際セッション
13:10-15:10
2階A-24教室
司会:佐伯康考(大阪大学)


  1. Reducing the Vulnerability of Foreign-Born Individuals to Disasters: A Comparison of Japanese and Australian Disaster Preparedness Policies and Programs for Ethnically Diverse Communities
    Matthew LINLEY (Nagoya University) [Abstract
  2. Historical Memories in Migrants’ Narratives: Japan’s Modern History and the Fukushima Nuclear Disaster
    WAKAMATSU Ryota (Monash University)[Abstract
  3. The Child’s Right to a Nationality as a Human Right: A New Perspective beyond Eliminating Statelessness
    YOO Hyuck-Soo (Kanagawa University)[Abstract

自由報告セッション1
13:10-15:10
1階A-12教室
司会:古地順一郎(北海道教育大学)


  1. 越境するインドネシア人看護師・介護福祉士の研究―EPA就労モデルの検討
    村雲和美(筑波大学大学院)抄録
  2. 「帰国」は甘い夢か苦い現実か?―在日タイ女性の引退と移動
    新倉久乃(フェリス女学院大学大学院) 抄録
  3. 現代イタリアにおける難民のための精神保健
    彌吉惠子(大阪市立大学)抄録
  4. 地方に定住するフィリピン人のボランティア活動の意義
    光野百代(大分県立芸術文化短期大学)抄録

自由報告セッション2
13:10-14:45
1階A-13教室
司会:菅原真(南山大学)


  1. 自治体の多文化共生施策と外国人住民会議に対する地方議会の評価について―川崎市と新宿区を事例として
    吉田渉(早稲田大学大学院)抄録
  2. 「世界のウチナーンチュ」を語りなおす―沖縄における「二重の多文化共生」に向けた社会教育の取り組みから
    藤浪海(日本学術振興会特別研究員)抄録
  3. 朝鮮学校と「民族教育権」
    山本かほり(愛知県立大学)抄録

社会連携セッション
13:10-15:10
1階A-14教室
司会:土井佳彦(NPO法人多文化共生リソースセンター東海)


  1. スーパーグローバルハイスクール高校生の研究報告
    日本に居住する外国人女性に対する支援について―-外国人女性への日本語教育に焦点をあてて
    岩谷優里(兵庫県立国際高等学校)

    日本における外国人の子どもの貧困に関する事例研究―子ども食堂に焦点を当てて
    清間有咲(兵庫県立国際高等学校)

    ハーフにおける言語能力と自己認識に関する研究―インドネシアと日本のハーフに焦点を当てて
    貞好亜彩(兵庫県立国際高等学校)

  2. 実践報告
    筑波大学における定住外国籍児童に対する「職育」プロジェクト―進展、挑戦、課題
    佐々木優香・明石純一(筑波大学)

シンポジウム
15:30-18:00 4階スカイホール

日本社会の移民新時代を迎えて―九州の現実から移民政策を問う

第Ⅰ部 基調講演:日本多文化共生社会の到来


  1. 新自由主義的移民政策の潮流の中で改定入管法を考える
    小井土彰宏 (一橋大学)
  2. 新多文化共生時代における母子保健のあり方
    李節子(長崎県立大学)

司会:見原礼子(長崎大学)

休憩


第Ⅱ部 シンポジウム:移住者の現状と課題

  1. EPA看護・介護職の離職から見えてくる日本の医療福祉業界の限界
    平野裕子(長崎大学)
  2. アジアの人的資源育成と貧困軽減に対する日本の技能実習制度の貢献
    ラタナーヤカ ピヤダーサ(佐賀大学)・サーリヤ・ディ・シルバ(佐賀大学)
  3. 外国人収容施設で起きた餓死事件の現場から入管制度と日本社会を見つめる
    柚之原寛史(長崎インタナショナル教会)
  4. 外国人散在地域の外国にルーツを持つ子どもの学習と居場所
    竹村朋子(外国から来た子ども支援ネットくまもと)
  5. パネルディスカッション

司会:賽漢卓娜(長崎大学)


臨時総会(規約改正)
18:00-18:15
4階スカイホール


懇親会
18:30-20:00
1階A-11教室(暫定)
懇親会費:4000円(地元食材を使った料理をケータリング予定です。)
事前申し込みは不要です。
当日会場受付または懇親会場入り口で会費を申し受けます。


委員会会場
10:00-12:00 企画委員会 2階A-22教室
11:00-12:00 編集委員会 2階A-23教室
11:00-12:00 社会連携委員会 1階A-14教室
12:00-13:00 理事会 3階G-3A教室


【大会翌日のツアーについて】
このたび、長崎大会実行委員会では、参加者の皆様に長崎の歴史や文化に触れていただく機会を設けるため、大会翌日の12月8日(日)午前10~12時に、一般社団法人 長崎国際観光コンベンション協会が実施する「長崎さるく」を利用したツアーを企画することとなりました。「長崎さるく」とは、地元ガイドとともに街歩きをしながら、長崎の歴史や名所を回るツアーです。
https://www.saruku.info/tsusaruku/

実行委員会では、学会で団体申込するツアーとして、約450年に及ぶ長崎のキリシタンの歴史・文化に触れていただける「長崎はローマだった ~古の教会跡と西坂の丘~」を選定いたしました。
https://www.saruku.info/tour/tsu_06/

このツアーに参加を希望される場合は、11月17日までに以下のグーグルフォームに記載の上、送信をお願いいたします。大会実行委員会が取りまとめて申込を行います。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf4Y6qIT1WLnq3rFzWn8SWp P2M3DVCY6MEsrRN4KEGmf8X49A/viewform?usp=sf_link

申し込みをされた参加者の方々には、追って実行委員会より当日のご案内等についてご連絡いたします。

なお、このツアー以外にも様々なツアーがございますので、これ以外のツアーにも各自で自由にお申し込みをしていただけます。ただし、1名のみでご参加の場合、ウェブサイトに記載の参加費用より1000円アップされるツアーがほとんどです。

移民政策学会2019年度冬季大会の報告者公募
(国際セッション)

<国際セッション(英語)>

JAMPS is calling for papers for the 2019 Winter Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, December 7, 2019
Time: 13:10~15:10 (tentative)
Venue: Nagasaki University

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Friday, September 27, 2019.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
201912_moshikomisho_e.docx

移民政策学会2019年度冬季大会の報告者公募(自由報告)

<自由報告(日本語)>

冬季大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。応募書類に基づき審査を行い、報告の可否を決定させていただきます。

◆◆◆◆◆

日時:2019年12月7日(日)13:10~15:10(予定)
場所:長崎大学

(なお、大会の詳細は、確定次第本ページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2019年9月27日(金)です。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
201912_moshikomisho_j.docx



国際セッション(英語)については、詳細の確認が取れ次第掲載します。

2019年度年次大会

主催
 移民政策学会
 日本言語政策学会

後援
 豊島区日本中国友好協会

 

日時

2019年5月25日(土)
10:00~18:00
5月26日(日)
10:00~16:30

場所
立教大学池袋キャンパス(東京都豊島区西池袋3-34-1)

アクセス
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/
キャンパスマップ

参加費:
会員  無料
非会員(一般) ¥1,000 (学生) ¥500
※日本言語政策学会会員は、同学会事務局を通じて事前参加申し込みをしていただくと、参加費無料になります。詳細は日本言語政策学会事務局にお問い合わせください。

<メディア関係者のみなさま>

大会の取材は 学会事務局までメールにて事前の申し込みをお願いしております。
メールには、社名、担当者氏名、取材日時、取材内容(インタビュー、写真撮影、動画撮影等の要否)を記入ください。
写真撮影や動画の撮影がある場合は、開催校の腕章を着用してもらう必要があります。
取材日当日、担当者の名刺を大会の受付に提出下さい。
非会員のメディアの方には、非会員としての参加費をいただいております。

◆◆◆プログラム◆◆◆

5月25日(土)

国際セッション [Abstract]
10:00~12:00 7号館7102室
司会:Deborah MILLY (Virginia Polytechnic Institute and State University)

  • Talking and Typing Race: A Comparison of Virtual and non-Virtual Discussions About Immigrants in the United States and 21st Century Racism
    KUBO, Kazuyo (Lesley University)
    CRUZ, Adrian (Tufts University)
  • Social Contributions of Filipino Female Migrants in Japan and the Need for Social Justice: An Agenda for Reciprocity in Caring
    McCALLUM, Derrace Garfield (Nagoya University)
  • Ethnography of Global Talent in Singapore: Motivations for Attaining Permanent Residency Status of American, Australian, and British Citizens
    POWER, Lauren S. (University of Tokyo)

難民インタレストグループ
12:00~12:55 11号館A304
司会:佐藤安信(東京大学)

テーマ:難民の高等教育と就職
趣旨:日本の難民受け入れには、「難民認定」、「第三国定住」と並んで「留学生としての受け入れ」がある。後者にはUNHCR駐日事務所と国連UNHCR協会による「難民高等教育事業(RHEP)」とJICA/文科省によるシリア難民の大学での受け入れ(JISR)があり、今後さらに拡大が予想される。この方法は国連の「難民グローバルコンパクト」でも推奨されており、日本における留学生や外国人材の受け入れ加速とも整合性がある。ただ、この方法は卒業・終了後の日本での就職の道があってこそ効果的なものとなる。今回の難民インタレストグループでは、RHEPによって大学を卒業し、日本企業で働いている当事者を招いて可能性と課題について意見交換をする。
スピーカー:カディザ・リザットさん

特別企画セッション:急変する外国人労働者受け入れ政策―現状と2020年代に向けた課題
13:00~14:30 14号館D201
司会:鈴木江理子(国士館大学)
講演者:福山宏(東京出入国在留管理局 局長)
聞き手:近藤敦(名城大学)・鈴木江理子

ミニシンポジウム:多文化共生と日本の言語政策
(日本言語政策学会共催シンポジウム)
14:45~17:15 14号館D201
司会・趣旨説明:塩原良和(慶應義塾大学・移民政策学会企画委員長)

趣旨:
2019年4月に改正入管法が施行され、新設された在留資格「特定技能」により非熟練・半熟練外国人労働者の増加が見込まれる。その受け入れ体制を整備するため、政府は「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」を2018年12月に発表した。それは、すでに長い間増加し続けてきた「生活者」すなわち事実上の移住者としての外国人住民に対する、日本政府の社会統合政策の方向性を示している。とりわけ、外国につながる子どもを含めた、外国人住民への日本語教育支援が重要視され、施策の整備が進められようとしている。
 一方、この「総合的対応策」では、外国につながる子どもの母語保障への視点はほぼ皆無である。そもそも従来、日本政府の外国人住民支援・多文化共生施策において、母語保障の重要性は注目されてこなかった。しかし、今後も増え続けるニューカマー1.5世や2世以降の子ども・若者の社会統合を推進するために、かれらが親から受け継いだ言語を維持し、家族の絆を深めることでアイデンティティを安定させ、自己肯定感を養う環境を整えることは、各国の移民研究が示唆してきた重要な課題である。
 そこで本企画では、東京オリンピック以後を見据えて急変しつつある日本の外国人住民支援・多文化共生政策において、日本語教育および母語保障というふたつの言語政策の位置づけはどうあるべきなのか、従来の経緯と現状を踏まえて議論していきたい。

報告:

多文化共生の理念と言語政策―日本社会の多文化・多言語化への道のりを想定して[抄録
臼山利信(筑波大学・日本言語政策学会副会長)

移民的背景を持つ市民の社会統合政策としての日本語教育の可能性[抄録
松岡洋子(岩手大学・移民政策学会/日本言語政策学会)

「子どもの母語保持教育の重要性」という思念を再考する[抄録
木村哲也(帝京大学・日本言語政策学会)

コメント:塩原良和
登壇者からの応答・フロアを交えた総括討論

総会:17:30~18:30 14号館D201

懇親会:
5月25日(土)18:40-20:10
立教大学第一食堂、会費(一般:5000円、学生:3000円)
※当日、大会受付または懇親会場でお支払いください

人数を把握するため、参加される方は、事前にメールにて、5月17日(金)までに下記アドレスまでご連絡ください。メールの件名は「移民政策学会懇親会参加」とし、メール本文には氏名・所属を記して送ってください。
jamps-2019[at]rikkyo.ac.jp
([at]を @ に変えて下さい)

【各委員会会場について】

<5月25日(土)>

企画委員会
10:00~11:40 7号館7152-7153

編集委員会
10:30~11:30 7号館7255-7257

社会連携委員会
10:30~11:30 7号館7154

理事会
11:45~12:45 7号館7152-7154

<5月26日(日)>

国際交流委員会
12:30~13:00 14号館D401

新理事会顔合わせ
12:15~13:00 14号館D301


5月26日(日)


自由報告
10:00~12:00

〇自由報告Ⅰ 14号館D301
司会:塩原良和(慶應義塾大学)

  • ニューヨークにおける非正規移民[抄録
    加藤丈太郎(早稲田大学大学院)
  • 経済危機・難民危機に伴う外国人政策の変遷と国内地域への影響―日本とドイツの比較研究から[抄録
    井口 泰(エアランゲン・ニュルンベルク大学)
  • 台湾における外国人介護労働者の失踪問題の社会的意味―雇用主・仲介業者・労働者の「総弱者化」か?[抄録
    鄭 安君(宇都宮大学大学院)
  • 外国籍者の社会経済的地位に関する全国調査の試み[抄録
    永吉希久子(東北大学)・竹ノ下弘久(慶応義塾大学)・五十嵐彰(東北大学)・木原盾(Brown University)

〇自由報告II 14号館D401
司会:高畑幸(静岡県立大学)

  • 外国にルーツを持つ子どもの支援に関わるネットワークによるコミュニティ・ガバナンスの研究―島根県出雲市を事例として[抄録
    鈴木暁子(同志社大学大学院)
  • 日本の地方部における多文化化対応の現状と課題[抄録
    徳田 剛(大谷大学)
  • 日比間の人の移動における支援組織の役割(1)アッサンブラージュ論を手掛かりに[抄録
    小ヶ谷 千穂(フェリス女学院大学)
  • 日比間の人の移動における支援組織の役割(2)NGO DAWNによる在留資格「興行」の問題化に着目して[抄録
    大野聖良(お茶の水女子大学)
  • 日比間の人の移動における支援組織の役割(3)「JFC」のライフステージに注目して[抄録
    原 めぐみ(和歌山工業高等専門学校)

〇自由報告III14号館D501
司会:西原和久(成城大学)

  • 日本企業の海外展開と留学生の進路選択[抄録
    佐藤由利子(東京工業大学)
  • 技能実習制度の活用と企業内雇用ポートフォリオの国際化―企業アンケート調査の二次分析から[抄録
    山口 塁(法政大学大学院)
  • 技能実習生の帰国後キャリアの一考察[抄録
    岩下 康子(広島文教大学)
  • 中国人高度人材のゆくえ―循環移住の可能性について[抄録
    王 暁音(慶應義塾大学大学院)

社会連携セッション
11:00~12:30 7号館7101室
司会:松下奈美子(名古屋産業大学)

〇スーパーグローバルハイスクール高校生の研究報告

  • 日本在住の外国人生徒の母語・母文化の継承―ある高等学校に在籍する外国人生徒のエスノグラフィ
    前遥菜(兵庫県立国際高等学校)
  • 日本における外国人家事労働者受け入れのニーズに関する事例研究―日本の女性の働き方に焦点をあてて
    亀井濃里鼓 (兵庫県立国際高等学校)
  • 日本における介護人材の受入れに関する事例研究―外国人介護人材の国際労働移動に焦点を当てて
    田中乃愛(兵庫県立国際高等学校)

〇実践報告

  • 渡部清花(NPO法人WELgee 代表)
    「難民認定だけに頼らない方法で、才能と経験ある難民たちが活躍する機会を日本はいま作れるか」)

シンポジウム:日本の地域社会の実情から多文化共生を考える
13:00~16:30 14号館D201
挨拶:移民政策学会会長
趣旨説明:水上徹男(立教大学)
司会:野呂芳明(立教大学)・水上徹男
趣旨:
1980年代半ば以降に活性化した日本国内のエスニシティ研究は、日本社会における多文化主義的なアプローチなどを提示してきた。「多文化共生」のテーマを掲げ、ニューカマーを中心とした人々の生活実態や日本社会の変化に関する様々な調査も実施されてきた。一部の自治体は多言語による情報提供を実施、国際交流の窓口も設置された。1990年代になると、学術的な世界だけでなく、市民団体や自治体も活発に「多文化共生」を取り上げるようになり、共生社会への指針形成が一部の地方自治体の政策課題のようになった。この用語は、2005年6月の総務省による「多文化共生の推進に関する研究会」、「自治体が多文化共生を進める上で必要となる『多文化共生施策の推進体制の整備』の考え方を整理した」(総務省 2006)でも使用されるようになった。社会学や草の根レベルで検討されていた多文化共生は、新たな世紀に入って中央省庁の取り組みとしても検討されるに至ったが、移住労働者を含めて多様な問題に直面している。行政による多文化共生が実は同化を進めているという、専門家の批判もある。本シンポジウムでは、地域社会の実情として展開されている多文化共生について取り上げる。異なる文化集団による共生とは、新規の来住者である住民だけでなくホスト・コミュニティ側の変容を伴う。本シンポジウムでは、第一部では実際に地域の多文化共生に関係した活動や施策に携わっている方々からの報告を基に、地域の実情などを理解する。第2部では、ジャーナリストや専門家から問題を提起していただき、多文化共生を再考する。

第1部/Part 1

  1. 豊島区の多文化共生のまちづくりについて
    澤田健(豊島区役所政策経営部)
  2. (仮)中国からの人の移動の特徴
    (中華人民共和国駐日本大使館予定)
  3. 新宿区の外国人児童の日本語教育
    善元幸夫(日韓合同授業研究会代表)
  4. 移民先駆者としての在日コリアン
    孫成吉(在日本大韓民国民団中央本部生活局長)

第2部/Part 2

  1. 問題提起1: 共生から「共創価値」の創出へ・日本国籍者の多様性と多文化共創社会
    川村千鶴子(大東文化大学名誉教授、多文化社会研究会理事長)
  2. 問題提起2: (仮)エスニック・メディアの発信と移住者のネットワーク
    段躍中(ジャーナリスト、 日本僑報社編集長)
  3. 問題提起3: (仮)指紋押捺反対運動以降の多文化共生運動
    石坂浩一(NPO法人在日外国人教育生活相談センター・信愛塾理事、立教大学異文化コミュニケーション学部)
  4. 問題提起4: (仮)入管法改定と多文化共生の拠点
    小井土彰宏(一橋大学社会学研究科)

登壇者からの応答・フロアを交えた総括討論

2019年度年次大会の報告者公募

<自由報告(日本語)>

年次大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。 なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。応募書類に基づき審査を行い、報告の可否を決定させていただきます。

日時:2019年5月26日(日)10:00~12:00(予定)
場所:立教大学

(なお、大会の詳細は、確定次第本ページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2019年3月9日(土)です。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
201901_moshikomisho_j.docx



<国際セッション(使用言語:英語)>

JAMPS is calling for papers for the 2019 Annual Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, May 25, 2019
Time: 10:00~12:00 (tentative)
Venue: Rikkyo University

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, March 9, 2019.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
201901_moshikomisho_e.docx



JAMPS 2019 Winter Conference

Principal Organisers:
Japan Association for Migration Policy Studies (JAMPS)
School of Global Humanities and Social Sciences, Nagasaki University

Co-organiser:
Transdisciplinary Research Platform on "Risk Society" in Humanities andSocial Sciences

Time and Date:
12:00-18:15 Saturday, 7 December 2019

Participation Fee:
Free of charge

Venue:
Global Education and Student Support Center
Bunkyo Campus, Nagasaki University
1-14 Bunkyo-Cho, Nagasaki-shi 852-8521

Access and Campus Map:
http://www.nagasaki-u.ac.jp/en/access/bunkyo/index.html

【Access】
1. From JR Nagasaki Station
Street car Nagasakiekimae -> (Destination: Akasako) -> Get off at Nagasakidaigakumae
Nagasaki bus Nagasakiekimae -> (Destination: Route 1 Mizokawa, Uwatoko, Kamiyokoo) -> Get off at Nagasakidaigakumae

2. From JR Urakami Station
Street car Urakamiekimae -> (Destination: Akasako) -> Get off at Nagasakidaigakumae

3. Nagasaki bus Urakamiekimae -> (Destination: Route 1 Mizokawa, Uwatoko, Kamiyokoo) -> Get off at Nagasakidaigakumae

From Nagasaki Airport
Prefectural bus Nagasaki Airport No. 4 stop -> (Destination: Nagasaki via Showa-machi/Urakami) -> Get off at Chodaiuramonmae -> Walk

For further information, please see the following link:
http://www.nagasaki-u.ac.jp/en/access/bunkyo/index.html


◆◆◆Program◆◆◆

Interest Group on Refugee Issues
12:00-13:00
Room C-25, 2F

Specified Skilled Worker System and the Refugee Recognition System

Chair: TAKIZAWA Saburo(Special Advisor to Japan for UNHCR)

In April 2019, the Government created the residence status of Specified Skilled Worker, through which an estimated 345,000 foreign workers will be accepted from nine Asian countries. The Chair will present an overview of discussions held at the Advisory Panel on Immigration Control Policies with regard to this development, and exchange views with a senior official of the newly-established Immigration Services Agency on the implications of the policy for Japan’s Refugee Recognition system.


International Session (English)
13:10-15:10
Room A-24, 2F
Chair: SAEKI Yasutaka (Osaka University)


  1. Reducing the Vulnerability of Foreign-Born Individuals to Disasters: A Comparison of Japanese and Australian Disaster Preparedness Policies and Programs for Ethnically Diverse Communities
    Matthew LINLEY (Nagoya University) [Abstract]
  2. Historical Memories in Migrants’ Narratives: Japan’s Modern History and the Fukushima Nuclear Disaster
    WAKAMATSU Ryota (Social and Political Sciences PhD Program, Monash University) [Abstract]
  3. The Child’s Right to a Nationality as a Human Right: A New Perspective beyond Eliminating Statelessness
    YOO Hyuck-Soo (Kanagawa University) [Abstract]

Free Presentations 1 (Japanese)
13:10-15:10
Room A-12, 1F
Chair: KOJI Jun-ichiro (Hokkaido University of Education)


  1. A Study of Indonesian Nurses and Care Workers Working Abroad: Toward an EPA Employment Model
    MURAKUMO Kazumi(Graduate School of Humanities and Social Sciences, University of Tsukuba) [Abstract]
  2. Is Returning Home a Sweet Dream or Bitter Reality?: Preparation for Retirement of Middle-aged Thai Female Migrants in Japan
    NIIKURA Hisano (Division of Humanities in Communication Studies, Ferris University, JSPS Research Fellow) [Abstract]
  3. Mental Health of Refugees in Contemporary Italy
    YAYOSHI Keiko (Osaka City University) [Abstract]
  4. The Meaning of Volunteering for Filipino Residents in Regional Japan
    MITSUNO Momoyo (Oita Prefectural College of Arts and Culture) [Abstract]

Free Presentations 2 (Japanese)
13:10-14:45
Room A-13, 1F
Chair: SUGAWARA Shin (Nanzan University)


  1. About the Evaluation of Local Foreign Resident Associations and Multicultural Cooperation Policies by Regional Councils: The Cases of Kawasaki City and Shinjuku Ward
    YOSHIDA Wataru (Graduate School of Social Sciences, Waseda University) [Abstract
  2. Rethinking the History of “World Uchinanchu”: from Social Education Initiatives toward "Double Multicultural Coexistence" in Okinawa
    FUJINAMI Kai (JSPS Research Fellow) [Abstract
  3. The Choson School and “Ethnic Education Rights”
    YAMAMOTO Kaori (Aichi Prefectural University) [Abstract

Special Thematic Session for Community Relations (Japanese)
13:10-15:10
Room A-14, 1F
Chair: DOI Yoshihiko (Resource Center for Multicultural Community Tokai)


  1. Presentations of Super Global High School Students: Hyogo Prefectural International High School

    Support for Foreign Women in Japan: Focusing on Japanese Language Education
    IWATANI Yuri (Hyogo Prefectural International High School)

    Case Study on Foreign Children’s Poverty in Japan: Focusing on “Children’s Cafeteria”
    SEIMA Arisa (Hyogo Prefectural International High School)

    Study on the Language Ability and Identity of “Hāfu”: Focusing on Indonesian-Japanese “Hāfu”
    SADAYOSHI Aya (Hyogo Prefectural International High School)

  2. Report of Practical Activities

    Tsukuba University’s Career Education Project for Migrant Youth and Children: Developments and Challenges
    SASAKI Yuka and AKASHI Junichi (University of Tsukuba)

Symposium
"Entering a New Era of Immigration in Japan: Reconsideration of Immigration Policy from the Reality of Kyushu"

15:30-18:00
Sky Hall, 4F


Part 1 "The Arrival of Multicultural Society in Japan"


  1. Considering the Revised Immigration Control Act amidst the Trends of Neo Liberal Migration Policy
    KOIDO Akihiro (Graduate School of Social Sciences, Hitotsubashi University)
  2. Maternal and Child Health for Foreign Nationals in the New Multicultural Era
    LEE Setsuko (University of Nagasaki)

Moderator: MIHARA Reiko (Nagasaki University)


Break


Part 2 “The Current Status and Challenges for Migrants in Kyushu"


  1. Limits on the Japanese Medical and Welfare Industry, As Seen from Former Nurses and Caregivers
    HIRANO Yuko (Graduate School of Biomedical Sciences, Nagasaki University)
  2. The Role of the Japanese Technical Intern Training Programme on Human Capital Development and Poverty Alleviation in Asia:A Survey on Returned Trainees
    Piyadasa RATNAYAKE and Saliya DE SILVA (Saga University)

  3. Examining the Immigration System and Japanese Society in Light of an Immigrant Detention Center Hunger Strike Death
    YUNOHARA Hiroshi (Nagasaki International Church)

  4. The Education and Whereabouts of Mixed Heritage Children in Regions with Scattered Foreign Populations
    TAKEMURA Tomoko (Kumamoto Foreign Students Support Network)

  5. Panel Discussion

Moderator: SAIHANJUNA (Nagasaki University)


Extraordinary Assembly Meeting
18:00-18:15
Sky Hall, 4F


Reception
18:30-20:00
Room A-11, 1F (tentative)
Fee: 4,000 yen (Please pay at the conference registration or the venue of reception)
Booking is not required


Committee Venues
10:00-12:00 Planning Committee (Room A-22, 2F)
11:00-12:00 Editorial Committee (Room A-23, 2F)
11:00-12:00 Community Relations Committee (Room A-14, 1F)
12:00-13:00 Executive Committee (Room G-3A, 3F)


【Optional Tour on Sunday, 8 December (available only in Japanese)】
このたび、長崎大会実行委員会では、参加者の皆様に長崎の歴史や文化に触れていただく機会を設けるため、大会翌日の12月8日(日)午前10~12時に、一般社団法人 長崎国際観光コンベンション協会が実施する「長崎さるく」を利用したツアーを企画することとなりました。「長崎さるく」とは、地元ガイドとともに街歩きをしながら、長崎の歴史や名所を回るツアーです。
https://www.saruku.info/tsusaruku/

実行委員会では、学会で団体申込するツアーとして、約450年に及ぶ長崎のキリシタンの歴史・文化に触れていただける「長崎はローマだった ~古の教会跡と西坂の丘~」を選定いたしました。
https://www.saruku.info/tour/tsu_06/

このツアーに参加を希望される場合は、11月17日までに以下のグーグルフォームに記載の上、送信をお願いいたします。大会実行委員会が取りまとめて申込を行います。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf4Y6qIT1WLnq3rFzWn8SWp P2M3DVCY6MEsrRN4KEGmf8X49A/viewform?usp=sf_link

申し込みをされた参加者の方々には、追って実行委員会より当日のご案内等についてご連絡いたします。

なお、このツアー以外にも様々なツアーがございますので、これ以外のツアーにも各自で自由にお申し込みをしていただけます。ただし、1名のみでご参加の場合、ウェブサイトに記載の参加費用より1000円アップされるツアーがほとんどです。

JAMPS 2019 Winter Conference - Call for Paper (International Session)

<International Session (in English)>

JAMPS is calling for papers for the 2019 Winter Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, December 7, 2019
Time: 13:10~15:10 (tentative)
Venue: Nagasaki University

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Friday, September 27, 2019.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
201912_moshikomisho_e.docx

JAMPS 2019 Winter Conference - Call for Paper (Free Presentations)

<自由報告(日本語)>

冬季大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。応募書類に基づき審査を行い、報告の可否を決定させていただきます。

◆◆◆◆◆

日時:2019年12月7日(日)13:10~15:10(予定)
場所:長崎大学

(なお、大会の詳細は、確定次第本ページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2019年9月27日(金)です。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
201912_moshikomisho_j.docx



The details of the international session (in English) shall be posted on this page upon confirmation.

The 2019 Annual Conference

Co-organized by:
  Japan Association for Migration Policy Studies (JAMPS)
  Japan Association for Language Policy (JALP)

Supported by:
  Toshima City Japan-China Friendship Association

Time and Date
10:00-18:00 Saturday 25 May 2019
10:00-16:30 Sunday 26 May 2019

Venue
Ikebukuro Campus, Rikkyo University
3-34-1 Nishi-Ikebukuro, Toshima-ku, Tokyo 171-8501, Japan

Access
https://english.rikkyo.ac.jp/map/index.html (English)
Campus Map

Materials Fee:
Members of JAMPS: Free of Charge
Non-members ¥1,000 (Students ¥500)
Members of JALP: Free of Charge (pre-registration through the JALP Secretariat is required. Please contact the JALP Secretariat for more details.)

◆◆◆ Programme ◆◆◆

25 May (Sat.)

International Session (English)[Abstract]
10:00-12:00
Room 7102, Building No.7
Chair: MILLY, Deborah (Virginia Polytechnic Institute and State University)

  • Talking and Typing Race: A Comparison of Virtual and non-Virtual Discussions About Immigrants in the United States and 21st Century Racism
    KUBO, Kazuyo (Lesley University)
    CRUZ, Adrian (Tufts University)
  • Social Contributions of Filipino Female Migrants in Japan and the Need for Social Justice: An Agenda for Reciprocity in Caring
    McCALLUM, Derrace Garfield (Nagoya University)
  • Ethnography of Global Talent in Singapore: Motivations for Attaining Permanent Residency Status of American, Australian, and British Citizens
    POWER, Lauren S. (University of Tokyo)

Interest Group on Refugee Issues: Higher Education and Employment of Refugees
12:00-12:55
Room A304, Building No.11
Chair: SATO, Yasunobu (University of Tokyo)

Special Session: The Rapid Change of Foreign Labour Policies in Contemporary Japan
13:00-14:30
Room D201, Building No.14
Key-note Speaker: FUKUYAMA, Hiroshi (Director-General, Tokyo Regional Immigration Bureau)
Chair: SUZUKI, Eriko (Kokushikan University)
Discussants: KONDO, Atsushi (Meijo University / President of JAMPS)        SUZUKI, Eriko

Mini-Symposium: Tabunka Kyosei and Language Policies in Japan
(Co-Organised by JAMPS and JALP)
14:45-17:15
Room D201, Building No.14
Chair, SHIOBARA, Yoshikazu (Keio University)

Panelists:

The Principle of Tabunka Kyosei and Language Policies [Abstract]
USUYAMA, Toshinobu (Tsukuba University / Vice-President of JALP)

The Possibility of Japanese Language Education as a Social Integration Policy for Citizens with Migration Background [Abstract]
MATSUOKA, Yoko (Iwate University /JAMPS/JALP)

Rethinking the Idea of “Importance of Mother Tongue Education for Children” [Abstract]
KIMURA, Tetsuya (Teikyo University / JALP)

Discussant: SHIOBARA, Yoshikazu
Q&A with the floor

General Assembly Meeting
17:30-18:30
Room D201, Building No.14

Reception
18:40-20:10
Main Dining Hall, Rikkyo University
Food: Lever son Verre Komaba (French cuisine)
Fee: 5,000 yen (Students: 3,000 yen) payable at the conference registration desk or the reception entrance on the day.

If you are planning to attend the reception, please send an e-mail by May 17 (Fri.) to the e-mail address below as we need to know the rough number of attendees. Please write: "JAMPS Conference Party" in the subject line and provide your name and affiliation in the body of the e-mail.

jamps-2019[at]rikkyo.ac.jp (Replace [at] with @)


【Venues of the Committees】

May 25 (Sat.)

The Planning Committee
10:00-11:40 Room 7152-7153, Building No.7

The Editorial Committee
10:30-11:30 Room 7255-7257, Building No.7

The Committee for Community Relations
10:30-11:30 Room 7154, Building No.7

The Executive Committee
11:45-12:45 Room 7152-7154, Building No.7

May 26 (Sun.)

The International Affairs Committee
12:30-13:00 Room D401, Building No.14

Meeting for New Executive Committee Members
Meeting for New Executive Committee Members

26 May (Sun.)

Free Presentations
10:00-12:00

Free Presentations 1
Room D301, Building No.14
Chair: SHIOBARA, Yoshikazu (Keio University)

  • Undocumented migrants in New York [Abstract]
    KATO, Jotaro (Waseda University)
  • Changing migration policies after the economic and refugee crises and their effects on local economies: From the comparative studies in Germany and Japan [Abstract]
    IGUCHI, Yasushi (Friedrich-Alexander-University of Erlangen-Nürnberg)
  • Analyzing the Meaning of “Missing” Care-giving Foreign Workers in Taiwan: Are the Employers, Intermediary agents, and Workers All Weakened? [Abstract]
    CHENG, An-Chun (Utsunomiya University)
  • National Survey on the Socioeconomic Status of Foreign Nationals in Japan: Methods and Challenges [Abstract]
    NAGAYOSHI, Kikuko (Tohoku University)
    TAKENOSHITA, Hirohisa (Keio University)
    IGARASHI, Akira (Tohoku University)
    KIHARA, Tate (Brown University)

Free Presentations 2
Room D401, Building No.14
Chair: TAKAHATA, Sachi (University of Shizuoka)

  • Research on Community Governance through Networks of Support for Children with Foreign Roots or Nationalities: The Case of Izumo City, Shimane Prefecture [Abstract]
    SUZUKI, Akiko (Doshisha University)
  • Increase of Foreign Populations in Japan’s Rural Areas and Their Accommodation by Host Society [Abstract]
    TOKUDA, Tsuyoshi (Otani University)
  • The Roles of Support NGOs for Migration between the Philippines and Japan (1):Focusing on the Issues of Migrant Women and JFC (Japanese Filipino Children), from the Transnational Assemblage Approach [Abstract]
    OGAYA, Chiho (Ferris University)
  • The Roles of Support NGOs for Migration between the Philippines and Japan (2):Focusing on the Problematization of “Entertainment Visas” by the Philippine-based NGO “DAWN” [Abstract]
    ONO, Sera(JSPS Research Fellow)
  • The Roles of Support NGOs for Migration between the Philippines and Japan (3)Focusing on the Stages of JFC’s Participation in the NGO activities [Abstract]
    HARA, Megumi (NITWC)

Free Presentations 3
Room D501, Building No.14
Chair: NISHIHARA, Kazuhisa (Seijyo University)

  • Overseas Expansion of Japanese Companies and Choice of International Students [Abstract]
    SATO, Yuriko (Tokyo Institute of Technology)
  • Technical Intern Training Programme and the Internationalization of Employment Portfolio: From the Secondary Analysis of the Enterprise Survey [Abstract]
    YAMAGUCHI, Rui (Hosei University)
  • A Study of Technical Intern Trainee’s Careers Who Returned Home [Abstract]
    IWASHITA, Yasuko (Hiroshima Bunkyo University)
  • Circular Migration of Chinese Highly-Skilled Professionals [Abstract]
    WANG, Xiaoyin (Keio University)]

Special Thematic Session for Community Relations
11:00-12:30 Room 7101, Building No.7
Chair: MATSUSHITA, Namiko (Nagoya Sangyo University)

Presentations of Super Global High School students: Hyogo Prefectural International High School

  • Heritage Language and Culture Among Foreign Students in Japan: the Ethnography of a Serbian Student in a Public High School
    MAE, Haruna
  • A Study on Needs in Foreigners Providing Housekeeping Services in Japan: Focusing on Labour Form of Woman in Japan
    KAMEI, Kokurico
  • A study on the Foreign Care Workers in Japan: Focusing on the International Labour Movement
    TANAKA, Noa

Presentation of Practical Activities
How can talented and experienced refugees be active in Japanese society, other than seeking the recognition as a refugee?
WATANABE, Sayaka (WELgee)

Symposium: Examining Tabunka Kyosei from the Viewpoints of Local Communities
13:00-16:30 Room D201, Building No.14
Opening Remarks: President of JAMPS
Chair: MIZUKAMI, Tetsuo (Rikkyo University)
    NORO, Yoshiaki (Rikkyo University)

Part 1

  • Community Building for Tabunka Kyosei in Toshima City
    HAMADA, Ken (Toshima City Office)
  • Migration from China
    TBC (Embassy of the People’s Republic of China in Japan)
  • Japanese Language Education for Foreign Children in Shinjuku City
    YOSHIMOTO, Yukio (Japan Korea Collaborated Education Society)
  • Zainichi Koreans as Forerunners of Migrants
    SON, Songil (MINDAN)

Part 2

  • From Living Together to Creating Common Values
    KAWAMURA, Chizuko (Daito Bunka University)
  • Ethnic Media and Network of Immigrants
    DUAN, Yuezhong, (Duan Press)
  • Tabunka Kyosei after the Anti-Fingerprinting Movement
    ISHIZAKA, Koichi (Shin-ai-juku)
  • Revisions to the Immigration Act and the Basis of Tabunka Kyosei
    KOIDO, Akihiro (Hitotsubashi University)

Q&A among the panelists and with the floor

JAMPS 2019 Annual Conference - Call for Paper

<International Session (in English)>

JAMPS is calling for papers for the 2019 Annual Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, May 25, 2019
Time: 10:00~12:00 (tentative)
Venue: Rikkyo University

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, March 9, 2019.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
201901_moshikomisho_e.docx



<Free Presentations (in Japanese)>

年次大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。
なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。応募書類に基づき審査を行い、報告の可否を決定させていただきます。

日時:2019年5月26日(日)10:00~12:00(予定)
場所:立教大学

(なお、大会の詳細は、確定次第本ページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2019年3月9日(土)です。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
201901_moshikomisho_j.docx



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