2018年度冬季大会シンポジウムのまとめ

2018年度冬季大会シンポジウム「さかなと外国人―和食を支える日系人・技能実習生・留学生」における報告及びディスカッションから、以下の提言がまとめられました。

*危険を伴う海上の外国人労働者の安全管理が急務であること
*日本人の若年漁船員および海技士の育成を行う必要があること
*アジアの日系人労働者の就労と定住、子どもの教育等の課題への対応を行う必要があること

なお、シンポジウムの様子は朝日新聞(2018年12月16日朝刊)および静岡新聞(2018年12月17日朝刊)で報道されました。静岡新聞の記事は、下記のページで公開されています。
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/578555.html

高畑幸(シンポジウム・コーディネーター)

2018年度冬季大会

主催:
移民政策学会

共催:
静岡県立大学国際関係学研究科附属グローバル・スタディーズ研究センター

後援:
(シンポジウムのみ):静岡新聞社・静岡放送

日時:
2018年12月15日(土)12:00~18:00

参加費:
無料

会場:
静岡県立大学草薙キャンパス 国際関係学部棟
〒422-8526 静岡市駿河区谷田52-1

会場へのアクセス:
日本語:http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/guide/access/
徒歩(ゆるやかな上り坂約15分)もしくはタクシー利用前提で御来場ください。バスの土曜日の運行本数は非常に限られています。

キャンパスマップ:
日本語:http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/guide/campus-map/

プログラム:

12:00-13:00
難民インタレストグループ 1階3108教室
「留学生としての難民受け入れ」
司会:滝澤三郎(国連UNHCR)
国連UNHCR協会・UNHCR駐日事務所が10年以上続けている難民高等教育事業の紹介のほか、当事者である難民留学生(調整中)を招いて対話の機会を設ける予定です。

12:30-15:10
国際セッション 1階3107教室
司会:津田ヨランダ(神戸女学院大学)

  1. Student-migrants in the UK and Japan: Life course accounts of trajectories through dynamic and divergent pathways in the education-migration nexus
    Thomas Brotherhood (University of Oxford) [Abstract
  2. Authentic Votes by “Inauthentic” Citizens: Voting Experience of Marriage Migrants in South Korea
    Ilju Kim (Tohoku University)[Abstract
  3. Emigration from Japan: Environmental Justice of the Fukushima Nuclear Disaster
    Ryota Wakamatsu (University of Melbourne)[Abstract
  4. Charting Tabunka Kyōsei: Municipal Efforts in Integrating Foreign Residents
    David Green (Meijo University)[Abstract
  5. Economics of Language in the Japanese Context:-Empirical Analysis on the Language Ability of Migrant Children in Japan
    Yasutaka Saeki (Osaka University)[Abstract

13:10-15:10
自由報告セッション1 2階3215教室
司会:ゴロウィナ・クセーニヤ(東京大学)

  1. ドイツにおける移民第二世代の出自言語教育の役割と課題―ロシア語授業の事例から
    佐々木優香(筑波大学)抄録
  2. 豪比結婚を考える―日比結婚との比較を含めて
    佐竹眞明(名古屋学院大学) 抄録
  3. 塩がつなぐフィリピンと日本の農村―地域経済と結婚移住女性の移民ネットワーク
    大野恵理(フェリス女学院大学)抄録
  4. 韓国における国際結婚女性の定住後の課題と実践―ソウル市・安山市の就労をめぐる取り組み
    川本 綾(大阪市立大学)抄録

13:10-15:10
自由報告セッション2 2階3219教室
司会:菅原真(南山大学)

  1. 外国人住民の地方行政参加についての研究-外国人住民会議に関するアンケート調査を通して
    吉田 渉(早稲田大学)抄録
  2. 欧州のイスラム系移民における政治参加-オランダ労働党の移民政策の影響と政治アクセスの変容
    小山 友(千葉大学)抄録
  3. 韓国における多文化受容性向上のための公共人材育成
    松岡洋子(岩手大学)抄録
  4. 移民と階層編入-中国朝鮮族のトランスナショナルな生活と階層分化から
    金 英花(宇都宮大学)抄録

13:10-15:10
社会連携セッション 1階3106教室
司会:吉富志津代(名古屋外国語大学)

  1. 「リトルワールドキャンプ成果報告」
    静岡県立大学公認クラブ リトルワールドキャンプ実行委員会
    松島瑞輝 柳橋市太郎 岩山達成 山本奈那
  2. 「外国にルーツを持つ身として支援をする中で感じること~COLORSの活動を通じて~」
    COLORS(Communicate with Others to Learn Other Roots and Stories)
    宮城ユカリ 玉城純子 ミウラサユリ
  3. 兵庫県立国際高等学校
    長野羽良「外国人労働者の受け入れについて-技能実習における家族滞在に焦点を当てて-」
    中沢薫「日本の国籍制度に関する考察-日本における重国籍保有者に焦点をあてて-」
    山本希穂「難民に関する高校生の意識に関する考察-大学生と高校生の難民に関する意識調査の比較を通して-」

15:30-18:00
シンポジウム「さかなと外国人―和食を支える日系人・技能実習生・留学生」
1階3108教室 趣旨説明・抄録

  1. 企画趣旨
    高畑 幸(静岡県立大学・国際関係学部)
  2. 漁業における外国人労働力の導入拡大とそのリスク―魚が伝える外国人労働の未来―
    佐々木貴文(鹿児島大学・水産学部)
  3. 茨城県大洗町の水産加工業における外国人労働者の受け入れの変遷
    金 延景(筑波大学・博士特別研究員)
  4. 静岡県焼津市の水産加工業で働くフィリピン日系人
    高畑 幸(静岡県立大学・国際関係学部)
  5. 静岡県焼津市におけるフィリピン人の生活課題
    豊島エリザ(焼津市在住、人材派遣会社勤務)
  6. 質疑応答

18:20-20:00
懇親会 1階3110教室
懇親会費:4000円(地元食材を使った料理をケータリング予定です。)
事前申し込みは不要です。
当日会場受付または懇親会場入り口で会費を申し受けます。

委員会会場
10:00-11:45 企画委員会 1階3105教室
11:00-11:45 社会連携委員会 1階3104教室
11:45-13:00 理事会 1階3105教室

2018年度冬季大会の報告者公募

<自由報告(日本語)>

冬季大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。
なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。

◆◆◆◆◆

日時:2018年12月15日(土)13:10~15:10(予定)
場所:静岡県立大学

(なお、大会の詳細は、確定次第本ページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2018年9月29日(土)です。
詳細は以下のファイルを参照ください。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
201812_moshikomisho_j.docx



<国際セッション(英語)>

JAMPS is calling for papers for the 2018 Winter Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, Dec. 15, 2018
Time: 13:10~15:10 (tentative)
Venue: University of Shizuoka

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, September 29, 2018.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
201812_moshikomisho_e.docx



2018年度年次大会

主催
 移民政策学会
 東京大学・グローバルコミュニケーション研究センター

後援
 東京大学・大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻
 東京大学・大学院総合文化研究科 人間の安全保障プログラム
 東京大学・大学院総合文化研究科附属グローバル地域研究機構持続的平和研究センター

日時

2018年5月26日(土)
13:00~18:00
5月27日(日)
10:00~16:30

場所
東京大学駒場キャンパス(東京都目黒区駒場3-8-1) 
21 Komaba Center for Educational Excellence (21 KOMCEE)

アクセス
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map02_02_j.html(日本語)
キャンパスマップ(日本語)

資料代:
会員  無料
非会員(一般) ¥1,000 (学生) ¥500

◆◆◆プログラム◆◆◆

5月26日(土)

特別講演会
13:00~14:30 K011教室

講演者:渡戸一郎(明星大学名誉教授、移民政策学会元会長)

題目:
<多文化共生>再考
――多文化主義とインターカルチュラリズムの狭間で

司会:水上徹男(立教大学)

ミニシンポジウム
14:45~16:45 K011教室

テーマ:複数国籍の是非と「国のあり方」―国籍法と実態のギャップから
司会・ファシリテータ:武田里子(大阪経済法科大学)

企画趣旨説明:武田里子

パネリストによる報告
各報告の抄録(pdfファイル)はこちらからダウンロードできます

複数国籍容認にむけて:日本社会における国籍の壁
佐々木てる(青森公立大学)

なぜ韓国は複数国籍容認に舵を切ったのか
宣 元錫(中央大学)

国際結婚から生まれた者として国籍問題を考える
サンドラ・ヘフェリン(コラムニスト)

私の子どもが日本人でなくなった?冗談でしょ!―国籍確認訴訟原告の父として
吉田知浩(会社役員)

コメント
近藤博徳(弁護士)

まとめ
塩原良和(慶應義塾大学)

総会:17:00~18:00  K011教室

懇親会:18:30~20:30 駒場ファカルティハウス
場所:駒場ファカルティハウス・セミナー室(東京大学駒場Iキャンパス)
料理:『ルヴェ ソン ヴェール駒場』が担当(フランス料理店)
懇親会費: 5000円

人数を把握するため、参加される方は、事前にメールにて、5月20日(日)までに下記アドレスまでご連絡ください。メールの件名は「移民政策学会懇親会参加」とし、メール本文には氏名・所属を記して送ってください。

kgolovina[at]cgcs.c.u-tokyo.ac.jp([at]を @ に変えて下さい)

当日、学会受付または懇親会場入り口で参加費を申し受けます。

【各委員会会場について】

企画委員会
10:00~11:40  K211教室

編集委員会
10:00~11:40  K212教室

理事会
11:45~12:45  K211教室

5月27日(日)

自由報告・国際セッション
10:00-12:00

自由報告Ⅰ
10:00~12:00  K211教室
司会:高畑幸(静岡県立大学)

  1. ベトナム人帰国技能実習生の就労状況に関する研究:就業選択行動と所得を中心に
    西川直孝(大阪市立大学大学院) 抄録
  2. 労働力から人材へ?:製造中・大企業における新しい技能実習制度活用見通しの検討
    山口塁(法政大学大学院) 抄録
  3. ミャンマーにおける日本企業増加の日本語学習・日本留学への影響
    上別府隆男(福山市立大学) 抄録
  4. 日本留学生の就職と定着の傾向:主な出身国別の分析から
    佐藤由利子(東京工業大学) 抄録

自由報告II
10:00~12:00  K212教室
司会:西村明夫(RASCコミュニティ通訳支援センター・移民政策学会理事)

  1. 持続的な多文化共生政策をめぐるガバナンスとスケール:バルセロナにおける「反うわさ」キャンペーンの「モデル化」と「街区化」
    上野 貴彦(一橋大学大学院) 抄録
  2. 多文化共生社会に向けた課題解決のためのネットワーク型ガバナンスの研究:大阪市西淀川区を事例として
    鈴木暁子(同志社大学大学院) 抄録
  3. 中国帰国者支援と外国人住民支援の連続性
    伊吹 唯(上智大学大学院) 抄録
  4. ドミニカ日本移民の語り:神奈川県愛川町の日系ディアスポラ
    森川洋子(明治大学大学院) 抄録

自由報告III
10:00~12:00  K213教室
司会:高橋済(弁護士・移民政策学会理事)

  1. 労働移民に関するEU政策共通化の試み:フランスの国内政策に与えた影響とフランス国内法の頑健性に関する事例分析から
    植村 充(東京大学大学院) 抄録
  2. 難民認定の訴訟法上の証明責任:平成28年の2つの判決の分析を通じて
    坂東雄介(小樽商科大学) 抄録
  3. 「シリア難民」の大量流入とトルコにおける一時保護体制の成立
    伊藤寛了(アジア福祉教育財団難民事業本部/東京外国語大学) 抄録
  4. 短期労働者受け入れ政策の規範的考察
    岸見太一(早稲田大学) 抄録

国際セッション
10:00~12:00 K214教室
司会:津田ヨランダ(神戸女学院大学)

  1. The Presence and Absence of Immigration Policy of International Student Migration to Japan: A Critical Review of Japan’s Recent Liberalisation of Highly Skilled and Skilled Migration Policies.
    Daesung Kwon (Doshisha University) [Abstract
  2. Social networks and survival as an asylum seeker in Japan
    Talia Stump (University of New South Wales) [Abstract
  3. The Reintegration of Filipino Victims of Trafficking into their Home Country: from the IOM Tokyo Tracer Study
    Noriko Kiyotani (International Organization for Migration (IOM) Tokyo) [Abstract

社会連携セッション(スーパーグローバルハイスクール高校生の報告)
11:00~12:30 K011教室
司会:明石純一(筑波大学)

  1. 兵庫県立国際高等学校

    移民受け入れにおいての日本の課題と考察:日本とスペインの比較を通じて
    長岡すみれ

    日本における介護人材の受け入れに関する考察:池田市の特別養護老人ホーム「ポプラ」での調査結果を通して
    吉川亜実

    日本における少子高齢化の問題と考察:オーストラリアの外国人受け入れ政策との比較
    伊藤由奈

  2. 名城大学附属高等学校

    「新あいち多文化共生推進プラン」への提案
    佐々木美緒

    愛知県におけるより良い多文化社会に向けた効果的な取組みの提案
    山室美南

    外国人集住団地における持続可能なコミュニティの実現への一方策
    中村理沙

シンポジウム
13:00~16:30  K011教室

テーマ:日本の難民政策:難民グローバル・コンパクトから見たその立ち位置

ご挨拶
滝澤三郎(東洋英和女学院大学/国連UNHCR協会理事長) 抄録
近藤敦(移民政策学会長・名城大学)

河野太郎外務大臣からのメッセージ(代読)

第1部/Part 1

  1. 第三国定住によるミャンマー難民受け入れと留学生としてのシリア難民の受け入れ
    杉浦正俊(外務省総合政策局人権人道課長)
  2. 民間による留学生としてのシリア難民の受け入れ
    石川えり(難民支援協会代表理事)
  3. 難民の社員としての雇用
    シェルバ英子(株式会社ユニクロCSR部)

第2部/Part 2

  1. 政府による資金協力
    山口忍(外務省国際協力局緊急・人道的人道支援課首席事務官)
  2. 民間による資金協力
    星野守(国連UNHCR協会事務局長)
  3. 現場から見た日本の資金協力(1)
    河原直美(UNHCR駐日事務所次長)
  4. 現場から見た日本の資金協力(2)
    佐藤展章(日本赤十字社国際部 国際救援課長)

質疑応答

2018年度年次大会の報告者公募

<自由報告(使用言語:日本語)>

年次大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。
なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。

◆◆◆◆◆

日時:2018年5月27日(日)10:00~12:00(予定)
場所:東京大学駒場キャンパス

(なお、大会の詳細は、確定次第、本ホームページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2018年3月10日(土)です。
詳細は以下のファイルを参照ください。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
201801_moshikomisho_j.docx


<国際セッション(使用言語:英語)>

JAMPS is calling for papers for the 2018 Annual Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Sunday, May 27, 2018
Time: 10:00~12:00 (tentative)
Venue: Tokyo University (Komaba Campus)

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, March 10, 2018.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
201801_moshikomisho_e.docx


JAMPS 2018 Winter Conference, Symposium short summary

We summarized as follows the presentations and discussion of JAMPS 2018 Winter Conference Symposium “Migrant Workers in Fish Industries: Nikkei-jin, Technical Interns and Foreign Students Contributing to the Japanese Food Culture”.

To ensure the security of foreign workers on fishing vessels.
To enhance the education and training of young Japanese fishermen and seamen.
To attend to the issues of Asian Nikkei workers such as labor, residential settlement and child education.

The symposium was covered by the Asahi Shimbun Newspaper (morning edition, 16 December 2018) as well as the Shizuoka Shimbun Newspaper (morning edition, 17 December 2018). The Shizuoka Shimbun Newspaper article can be viewed here:
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/578555.html

Sachi Takahata (Symposium Coordinator, University of Shizuoka)

JAMPS 2018 Winter Conference

Co-organized by:
Japan Association for Migration Policy Studies (JAMPS)
Center for Global Studies, Graduate School of International Relations, University of Shizuoka

Supported by:
The Shizuoka Shimbun and Shizuoka Broadcasting System (Symposium)

Time and Date:
12:00-18:00 Saturday 15 December 2018

Participation Fee:
Free of charge

Venue:
School of International Relations Building
Kusanagi Campus, University of Shizuoka
52-1 Yada, Suruga-ku, Shizuoka-shi, 422-8526

Access:
http://eng.u-shizuoka-ken.ac.jp/about/access/campuses/
15 min uphill walk from Kusanagi Station.

Campus map:
http://eng.u-shizuoka-ken.ac.jp/about/map/

Programme:

Interest Group on Refugee Issues
12:00-13:00
Room 3108
“Acceptance of refugees as international students”
Chair: Saburo Takizawa (Japan for UNHCR)

International Session (English)
12:30-15:10
Room 3107
Chair: Yolanda Tsuda (Kobe College)

  1. Student-migrants in the UK and Japan: Life course accounts of trajectories through dynamic and divergent pathways in the education-migration nexus
    Thomas Brotherhood (University of Oxford) [Abstract]
  2. Authentic Votes by “Inauthentic” Citizens: Voting Experience of Marriage Migrants in South Korea
    Ilju Kim (Tohoku University)[Abstract]
  3. Emigration from Japan: Environmental Justice of the Fukushima Nuclear Disaster
    Ryota Wakamatsu (University of Melbourne) [Abstract]
  4. Charting Tabunka Kyōsei: Municipal Efforts in Integrating Foreign Residents
    David Green (Meijo University) [Abstract]
  5. Economics of Language in the Japanese Context:-Empirical Analysis on the Language Ability of Migrant Children in Japan
    Yasutaka Saeki (Osaka University) [Abstract]

Free Presentations 1 (Japanese)
13:10-15:10
Room 3215
Chair: Ksenia Golovina (University of Tokyo)

  1. Heritage Language Education for Second-Generation Migrants in Germany
    Yuka Sasaki (University of Tsukuba) [Abstract]
  2. Filipino-Australian Intermarriages: Comparison with Filipino-Japanese Intermarriages
    Masaaki Satake (Nagoya Gakuin University) [Abstract]
  3. Trans-local Networks between the Philippines and Japan: The Roles of Marriage Migrant Women and Salt Business
    Eri Ono (Ferris University) [Abstract]
  4. Challenges and Issues after Settlement of Female Marriage Migrants in Korea: Efforts on Employment in Seoul City and Ansan City
    Aya Kawamoto (Osaka City University) [Abstract]

Free Presentations 2 (Japanese)
13:10~15:10
Room 3219
Chair: Shin Sugawara (Nanzan University)

  1. Participation in Local Administration by Foreign Residents: the Questionnaire Survey about the Meetings of Foreign Residents
    Wataru Yoshida (Waseda University)[Abstract
  2. Political Participation by Muslim Migrants in Europe: Effects of the Immigration Policy of the Dutch Labour Party and Transformation of Political Access
    Tomo Oyama (Chiba University)[Abstract
  3. Development of public Human Resource for the Improvement of Multicultural Receptivity in Korea
    Yoko Matsuoka (Iwate University) [Abstract
  4. The Reorganization of Social Stratification and Migration: Transnational Life and Social Stratification of Koreans from China
    YongHwa Kim (Utsunomiya University) [Abstract

Special Thematic Session for Community Relations (Japanese)
13:10-15:10
Room 3106
Chair: Shizuyo Yoshitomi (Nagoya University of Foreign Studies)

  1. What is “Little World Camp”?
    Little World Camp Executive Committee (University of Shizuoka)
    Mizuki Matsushima, Ichitarou Yanagibashi, Tatsunari Iwayama, Nana Yamamoto
  2. What We Have Experienced through the COLORS Activities as the Ones with Migration Backgrounds
    COLORS (Communicate with Others to Learn Other Roots and Stories)
    Mônica Yukari Miyagi, Priscila Junko Tamashiro, Cinthia Sayuri Miura
  3. Hyogo Prefectural International High School
    Urara Nagano
    “Admission of Foreign Workers: Focusing on Technical Interns Staying with their Family Members in Japan”
    Kaoru Nakazawa
    “Nationality Regulations in Japan: Focusing on People with Dual Nationalities in Japan”
    Kiho Yamamoto
    “A Survey on the Attitudes of High School Students towards Refugees: Comparison between University Students and High School Students in Japan”

Symposium
15:30~18:30
Room 3108

“Migrant Workers in Fish Industries: Nikkei-jins, Technical Interns and Foreign Students Contributing to the Japanese Food Culture”[Abstract]

  1. Introduction and Overview
    Sachi Takahata (University of Shizuoka)
  2. Increasing Employment of Migrant Fishermen and its Risks: Implications for the Future Issues of Migrant Workers on Board
    Takafumi Sasaki (Kagoshima University)
  3. Transition of Migrant Workers in the Fish Processing Industry in Oarai Town, Ibaraki Prefecture, Japan
    Yeonkyung Kim (University of Tsukuba)
  4. Filipino Nikkei Workers in the Fish Processing Industry in Yaizu City, Shizuoka Prefecture, Japan
    Sachi Takahata (University of Shizuoka)
  5. Issues and Challenges of Filipino Residents in Yaizu City, Shizuoka Prefecture, Japan
    Eliza Toyoshima (Employee of a Manpower Company in Yaizu City)
  6. Q&A

Reception
18:20-20:00
Venue: Room 3110
Fee: 4,000 yen (Please pay at the conference registration or the venue of reception)
Booking is not required

【Venues of the Committees】
10:00-11:45 Planning Committee (Room 3105)
11:00-11:45 Community Relations Committee (Room 3104)
11:45-13:00 Executive Committee (Room 3105)

JAMPS 2018 Winter Conference - Call for Papers

<International Session (in English)>

JAMPS is calling for papers for the 2018 Winter Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Saturday, Dec. 15, 2018
Time: 13:10~15:10 (tentative)
Venue: University of Shizuoka

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, September 29, 2018.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JJAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
201812_moshikomisho_e.docx



<自由報告(日本語)>

冬季大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。
なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。

◆◆◆◆◆

日時:2018年12月15日(土)13:10~15:10(予定)
場所:静岡県立大学

(なお、大会の詳細は、確定次第本ページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2018年9月29日(土)です。
詳細は以下のファイルを参照ください。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
201812_moshikomisho_j.docx




The 2018 Annual Conference

Co-organized by:
  Japan Organization for Migration Policy Studies
  Center for Global Communication Strategies, The University of Tokyo

Supported by:
  Department of Area Studies, Graduate School of Arts and Sciences, The University of Tokyo
  Graduate Program on Human Security, Graduate School of Arts and Sciences, The University of Tokyo
  Research Center for Sustainable Peace, Institute for Advanced Global Studies, Graduate School of Arts and Sciences, The University of Tokyo

Time and Date
13:00-18:00 Saturday 26 May 2018
10:00-16:30 Sunday 27 May 2018

Venue
The University of Tokyo (3-8-1, Komaba, Meguro-ku, Tokyo)
21 Komaba Center for Educational Excellence (21 KOMCEE)

Access
https://www.u-tokyo.ac.jp/en/index.html (English)
Campus Map
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400020146.pdf (English)

Materials Fee:
Members Free of Charge
Non-members ¥1,000 Students ¥500

◆◆◆ Programme ◆◆◆

26 May (Sat.)

Special Lecture
13:00-14:30  Room K011

Lecturer: Ichiro Watado (Emeritus Professor, Meisei University/Former President of JAMPS)

Theme:Rethinking “Tabunka Kyosei”: between multiculturalism and inter-culturalism

Chair: Tetsuo Mizukami (Rikkyo University)

Mini-Symposium
14:45-16:45 Room K011

Theme: Is multiple citizenship a reasonable option?: gaps between the Japanese nationality law and the reality
Chair and Facilitator: Satoko Takeda (Osaka University of Economics and Law)

Introduction and Overview : Satoko Takeda

Presentations by the Panelists
To download a report summary (pdf), click here .

Towards the recognition of multiple citizenship in Japan: hurdles in Japanese society
Teru Sasaki (Aomori Public University)

Why did South Korea decide to recognise multiple citizenship?
Wonsuk Sun (Chuo University)

To ponder nationality problems from the perspective of a child with parents of different nationalities
Sandra Haefelin (columnist)

My children are not Japanese citizens? No kidding! As the plaintiffs’ father of a nationality confirmation lawsuit
Tomohiro Yoshida (Company executive)

Commentator
Hironori Kondo (Lawyer)

Concluding Remarks
Yoshikazu Shiobara (Keio University)

General Assembly Meeting:17:00-18:00  Room K011

Reception: 18:30-20:30 Komaba Faculty House
Venue: Komaba Faculty House, Seminar Room (Komaba Campus I)
Food: Lever son Verre Komaba (French cuisine)
Fee: 5000 yen

If you are planning to take part in the party, please send an e-mail to the e-mail address below as we need to determine the number of attendees. Please write: "JAMPS Conference Party" in the subject line and provide your name and affiliation in the body of e-mail.

kgolovina[at]cgcs.c.u-tokyo.ac.jp (Replace [at] with @)

Please pay the party fee on the day of the conference either at the conference registration desk or at the party venue.

【Venues of the Committees】

The Planning Committee
10:00-11:40 Room K211

The Editorial Committee
10:00-11:40 Room K212

The Executive Committee
11:45-12:45 Room K211

27 May (Sun.)

Free Presentations and International Session
10:00-12:00

Free Presentations 1 (Japanese)
10:00~12:00  Room K211
Chair: Sachi Takahata (University of Shizuoka)

  1. Employment Situation of Vietnamese Technical Intern Returnees: Focusing on their Employment Selection and Income
    Naotaka Nishikawa (Osaka City University) [Abstract]
  2. From Labour to Human Resources?: Prospects for the New Technical Intern Training Programme among Middle- and Large-sized Manufacturing Companies
    Rui Yamaguchi (Hosei University) [Abstract]
  3. The impact of the increasing presence of Japanese corporations in Myanmar on the trends in Japanese language learning and studying abroad in Japan
    Takao Kamibeppu (Fukuyama City University) [Abstract]
  4. The trends in job-hunting and long-term employment of international students in Japan: Analyses by major countries of origin
    Yuriko Sato (Tokyo Institute of Technology) [Abstract]

Free Presentations 2 (Japanese)
10:00~12:00  Room K212
Chair: Akio Nishimura (Japan Community Linguistic Service Center/Executive member of JAMPS)

  1. Governance and Scale of the Sustainable Intercultural Policy: Best Practices and Localisation of the Anti-Rumour Campaigns in Barcelona
    Takahiko Ueno (Hitotsubashi University) [Abstract]
  2. Community Governance for Creating a Multicultural Community: The Case of Nishiyodogawa Area, Osaka City
    Akiko Suzuki (Doshisha University) [Abstract]
  3. The Continuum between the Support for Returnees from China and that for Foreign Residents
    Yui Ibuki (Sophia University) [Abstract]
  4. Narratives of Japanese Emigrants to the Dominican Republic: Japanese Diaspora in Aikawa Town in Kanagawa Prefecture
    Yoko Morikawa (Meiji University) [Abstract]

Free Presentations 3 (Japanese)
10:00~12:00  Room K213
Chair: Wataru Takahashi (Attorney at law/Executive member of JAMPS)

  1. The Attempt to Communalise EU Policies on Labour Migration: A Case Study of its Effect on the Domestic Policies in France and the Resilience of French Domestic Laws
    Mitsuru Uemura (The University of Tokyo) [Abstract]
  2. The Burden of Proof in the Refugee Adjudication Litigation: from two case studies in 2016
    Yusuke Bando (Otaru University of Commerce) [Abstract]
  3. Mass Influx of the “Syrian Refugees” and the Establishment of the Temporary Protection Regime in Turkey
    Hiroaki Ito (Refugee Assistance Headquarters/Tokyo University of Foreign Studies) [Abstract]
  4. A normative analysis of temporary labour migration programmes
    Taichi Kishimi (Waseda University) [Abstract]

International Session (English)
10:00-12:00 Room K214
Chair: Yolanda Tsuda (Kobe College)

  1. The Presence and Absence of Immigration Policy of International Student Migration to Japan: A Critical Review of Japan’s Recent Liberalisation of Highly Skilled and Skilled Migration Policies.
    Daesung Kwon (Doshisha University) [Abstract
  2. Social networks and survival as an asylum seeker in Japan
    Talia Stump (University of New South Wales) [Abstract
  3. The Reintegration of Filipino Victims of Trafficking into their Home Country: from the IOM Tokyo Tracer Study
    Noriko Kiyotani (International Organization for Migration (IOM) Tokyo) [Abstract

Special Thematic Session: Collaboration with the Super Global High School Project
11:00-12:30 Room K011
Chair: Jun-ichi Akashi (University of Tsukuba)

  1. Hyogo Prefectural International High School

    Problems in the acceptance of immigrants in Japan: Comparison with Spain
    Sumire Nagaoka

    Acceptance of the foreign care workers in Japan: a survey on the employment rates in ‘Poplar’ Nursing Home for the elderly in Ikeda City
    Ami Yoshikawa

    Problems of the low birth-rate and aging population in Japan: comparison with the policy for foreign workers in Australia
    Yuna Ito

  2. Meijo University Senior High School

    Suggestions for a New Plan of Multicultural Society in Aichi
    Mio Sasaki

    Suggestions for Effective Measures towards Better Multicultural Society in Aichi Prefecture
    Minami Yamamuro

    An Idea for Creating a Sustainable Multicultural Community in Areas with a Large Number of Foreign Residents
    Risa Nakamura

Symposium
13:00-16:30 Room K011

Japan’s Refugee Policy: a perspective from Global Compact on Refugees(GCR)

Opening Remark
Takizawa Saburo(Toyo Eiwa University/Japan for UNHCR)[Abstract]
Atsushi Kondo (President of JAMPS/Meijo University)

Message from Foreign Minister Taro Kono

Part 1

  1. Acceptance of Myanmar refugees through the third country resettlement programme, and acceptance of Syrian refugees as international students
    Masatoshi Sugiura (Director, Human Rights and Humanitarian Affairs Division, Ministry of Foreign Affairs)
  2. Private sector initiative to accept Syrian refugees as international students
    Eri Ishikawa (Chairperson of the Board, Japan Association for Refugees)
  3. Private sector initiative to employ refugees
    Eiko Sherba (Corporate Social Responsibility Team Leader, Fast Retailing)

Part 2

  1. Financial assistance for refugees by the Japanese government
    Shinobu YAMAGUCHI (Principal Deputy Director, Humanitarian Assistance and Emergency Relief Division, International Cooperation Bureau, Ministry of Foreign Affairs)
  2. Financial assistance for refugees from the private sector
    Mamoru Hoshino (Secretary General, Japan for UNHCR)
  3. Impact of Japan’s financial assistance on the ground (1)
    Naomi Kawahara (Deputy UNCHR Representative in Japan)
  4. Impact of Japan’s financial assistance on the ground (2)
    Nobuaki SATO (Director, International Relief Division, International Department, Japanese Red Cross Society)

Discussions and Q&A

JAMPS 2018 Annual Conference - Call for Papers

<International Session (in English)>

JAMPS is calling for papers for the 2018 Annual Conference. Members interested in giving a presentation in the International Session at this conference should refer to the file below. Language used at the session is English. All applications will be reviewed by International Affairs Committee.

◆◆◆◆◆

Date: Sunday, May 27, 2018
Time: 10:00~12:00 (tentative)
Venue: Tokyo University (Komaba Campus)

(Further details of the conference shall be posted on this page upon confirmation.)

The submission deadline for paper proposals is Saturday, March 10, 2018.
Please refer to the following file for details.
The Secretariat reserves the right to amend English title, if necessary.
Thank you for your understanding in advance.

JAMPS Paper Proposal Application and Guidelines
201801_moshikomisho_e.docx


<Free Presentations (in Japanese)>

年次大会の自由報告の報告者を公募いたします。
報告を希望する会員は、以下の「自由報告申込用紙」ファイルを参照ください。
なお、「自由報告申込用紙」には、応募資格、審査手続、必要書類、そして同時に提出する抄録原稿の執筆要領が記載されています。必ず事前にお読みください。

◆◆◆◆◆

日時:2018年5月27日(日)10:00~12:00(予定)
場所:東京大学駒場キャンパス

(なお、大会の詳細は、確定次第、本ホームページでお知らせします。)

自由報告の公募の申込&抄録原稿提出の締切は、2018年3月10日(土)です。
詳細は以下のファイルを参照ください。
英文タイトルについては、学会側で修正することがあります。その点をあらかじめご了承ください。

大会報告申込用紙&抄録記述要領
201801_moshikomisho_j.docx


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